映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。下部よりタイトル検索可能。

小説

しあわせはいつも

「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」 でおなじみの相田みつを作品集。 大正13年生まれで 平成3年に67歳で亡くなられている…。 意外と昔に亡くなっているんだな…。 毛筆で「~だなぁ」の印象が強いので、 柔らかい詩が多いのかと思ったら、 結構辛辣…

ディック・ブルーナのすべて

ミッフィーの生みの親、 ディック・ブルーナが扱う シンプルな線と色の秘密、 ブルーナが手がけた 作品の数々、 ブルーナと家族の インタビュー、 オランダの紹介、 などが収録された本。 オランダ行きてェ!! 色鮮やかなチューリップ、 青い空に風車、いいな!…

HOOT

カール・ハイアセン 主人公が 不思議な男の子たちと ふくろうを守る話。 長い話だけどずっと わくわくさせられっぱなし!! 最後のクライマックスは 頭の中でくっきり 映像化されて鳥肌たったー。 でも暖かい話。 少年漫画好きには おすすめです。 【再読・ネタバレ】 …

20の短編小説

朝井リョウ、阿部和重、伊坂幸太郎、 井上荒野、江國香織、円城塔、恩田睦、 川上弘美、木皿泉、桐野夏生、白石一文、 津村記久子、羽田圭介、原田マハ、 樋口毅宏、藤井太洋、宮内悠介、 森見登美彦、山内マリコ、 山本文緒(敬称略)…、 20名の作家人が「2…

道をひらく

松下電器をたちあげた 松下幸之助が書いた121編の短文集。 この偉大な経営者は、 「自分の与えられた道を怠けることなく 一生懸命進め。」という信念をもって 生きてらっしゃった印象。 最近の自己啓発本には、 繰り返される日常を丁寧に、 みたいなことが書…

ミヒャエル・ゾーヴァの世界

「ちいさなちいさな王様」の挿絵で有名な ドイツの画家ミヒャエル・ゾーヴァの画集と 生い立ちや仕事のことについて。 画集というか、生い立ちや絵のことなど、 ゾーヴァさんの文章がメインで、 それに添えるように絵が載っている。 それでも88枚は載ってい…

フランス人は10着しか服を持たない

大学生の時にパリにホームステイした カリフォルニアガールのジェニファーは、 パリでの生活にあこがれを感じ始める…!! 元はブログに載せていたものを本にしたらしい。 実話だが、 買い物大好きだらだら過ごす カリフォルニアガールが パリで質の高い生活…

美しく、心地よく、生きる

「悩みや不安を遠ざける心の習慣」や 「おおらかな心を作るヒント」など、 「禅」の心得を55紹介した自己啓発本。 すごく、いいなと思ったことはいっぱいあったが、 習慣づけるのが難しそう…。 翌日の心の乱れを防ぐため、 「就寝する3時間前には、 その日や…

聖なる怠け者の冒険

就職して2年目の小和田君は、 先輩や所長から誘われても 部屋で寝ることを選ぶほどの怠け者だが、 京都の宵山祭りの日、 街のヒーローぽんぽこ仮面の騒動に 巻き込まれ…!! 冒険好きな恩田先輩と桃木さんカップルが かわいくて好き。 いろんな考え方の キャ…

有頂天家族 二代目の帰朝

ツチノコ採りに励む狸の下鴨矢三郎は、 赤玉先生の息子が帰ってきたり 金曜倶楽部の周りをウロチョロしたり、 今日もにぎやかな京都の街を駆けまわる…、 「有頂天家族」の続編。 531ページって長…ッ!! やはり楽しかったです。 【ネタバレ・考察】 全作の「…

新釈 走れメロス 他四篇

「山月記」、「藪の中」、「走れメロス」、 「桜の森の満開の下」、「百物語」…、 名作を森見登美彦氏が、 現代風(京都の腐れ大学生)に置き換える。 「山月記」と「桜の森の満開の下」の 主人公のテンプレではない悩みを 丁寧に深々書いていてすごく切なか…

今日もいち日、ぶじ日記

木皿泉さんのドラマの料理などを手掛ける 料理家兼執筆家、高山なおみさんが書いた、 2010年1月から12月までの日記と、 2011年7月震災後の東北へ旦那と ある人を訪ねる日記が収録されている。 いろんな雑誌への執筆をしたり 料理を作ることが仕事の 高山なお…

パンとサーカス

高校を休みがちな主人公は、 あるレコード店で働いていて…、 パン屋「進々堂」のために いしいしんじさんが書き上げた、 お店で無料配布していた短編小説。 【ネタバレ】 レコード店っていう深くてレトロなお店に、 ほくほくのパンが売られる、 っていう掛け…

四畳半王国見聞録

「余」は自室の四畳半の空間を支配し、 「大日本凡人會」は非凡な才能を 世の役に立たぬよう活動する…、 京都を舞台にした連作短編集。 【ネタバレ・考察】 これ、解き明かした人いるの!? 私の推測では、「阿呆神」は物質を移動できる、 数学氏だと思って…

どきどきフェノメノン

森博嗣 理系女子大生の主人公は 爽やか系男子と キモオタ男子に好かれてて…。 すごいきゅんきゅんしたー!!! 大学生活憧れるな!! 男の方がちゃんと 主人公のこと好きなんやなー って、読んだあとも 心がぽかぽかした。 森博嗣さんと 森見登美彦さんの話って …

たのしいムーミン一家

スナフキンが旅から戻ってきた ムーミン谷の春、 おさびし山で一つのシルクハットをみつけた ムーミン、スニフ、スナフキンは…!! 「飛行鬼の話」、「ニョロニョロの話」など、 アニメでは単独で放送されてた内容が、 一つの物語になっていた。 みんなが欲…

ねぼけ人生

「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である 水木しげるが、落第(幼少)時代、 戦争時代、貧乏時代、多忙時代、 と4編に分けて描いた作者の半生。 落第(幼少)時代では、死後や 妖怪の世界にあこがれた子ども時代と 学校や仕事が続かない青年時代を、 戦争時代では、…

シカマル秘伝

大四次忍界対戦から2年、 忍連合に無くてはならない存在まで 出世したシカマルは、 サイがカカシによこした手紙に 書いてあったゲンゴという男の正体を 突き詰めるため、 「黙の国」へ行くこととなる…!! 【ネタバレ】 大四次忍界対戦で責任感を 身に着けた…

木皿泉 物語る夫婦の脚本と小説

木皿泉本人たちへのインタビュー、 ラジオドラマのシナリオ、 著名人によるエッセイや論考…、 「すいか」や「野ブタ。をプロデュース」の 脚本を書いた木皿泉の大特集!! すっごいマニア向けの本だけど、 木皿泉作品かつ木皿泉さんの考えが 好きな私には大…

晩パン屋

250年も生きてきた吸血鬼ツバサは、 15年前、飛行機墜落事故にあい、 その時助けたコトブキと二人で、 夜だけ開いているパン屋を経営しながら 暮らしている…!! 【ネタバレ】 「木皿泉 物語る夫婦の脚本と小説」という、 木皿泉さんのムック本に収録されて…

宵山万華鏡

森見登美彦 京都にある巨大祇園祭、 宵山に纏わる様々な話、 6編。 基本私のあまり好きじゃない 不気味系ファンタジー。 けど、2・3話目が好き!! 大学生の悪のりっていいな!! くだらんことに 一生懸命になれる 仲間がいるのって すごいうらやましいし 面白か…

オズの魔法使い

ライマン・フランク・ボーム 竜巻に巻き込まれて オズの国にとばされた ドロシーは故郷に帰るために オズにあおうと 仲間を増やして旅するが…!! 愛らしい女の子が 主人公の冒険ストーリーって すごい新鮮で面白かった!! カンサスはなぜ いつも灰色なのか、とか…

二度寝で番茶

夫婦の脚本家、木皿泉の、対談エッセイ。 木皿作品で何が好きかっていうとやっぱり、「自分はこれでいいんや!!」と、迷っていても、自分を肯定させてくれるところ。 それはやっぱりドラマを作っている木皿さん自身が、世間の目や価値観よりも、自分の信じ…

人間失格

太宰治 主人公・大庭の ネガティブな一生。 意外と読みやすい。 みんな、 「あんなもん見たらあかん!! ネガティブになってまう!!」 って言うけど、 元々ネガティブでできてる 私にとったら、 共感できるところが 多かった。 これを読んで、 気分が悪くなる人…

コンビニ人間

36歳未婚女性、 大学時代からずっと コンビニのバイトをしている彼女は、 世間が自分に向ける目に、 疑問を持っていて…!! 【ネタバレ】 コンビニのバイトために コンビニの商品を食べ、 睡眠をとって健康な体を作り、 お客様に不快感を与えないよう 身なり…

夜は短し歩けよ乙女

森見登見彦 京大一回生の黒髪の乙女と、 その乙女に恋心抱いてる 先輩の話。 春夏秋冬4章に分かれてて、 それぞれの話自体は 恋愛関係ないことなのに、 ラストでこの上なく キュンキュンする!!! この二人ももちろん、 サブの登場人物も 魅力たっぷりだから、…

彼女のこんだて帖

失恋女性が高いお金を払って 自分ために豪勢な料理を作る話、 ダイエットでご飯を食べない妹と 一緒にピザを作る話、 料理にこだわる女性が こだわらない彼氏と偶然餃子鍋が できちゃう話…、『料理』をきっかけに、 それぞれの登場人物が少し変化する、 短編…

手紙

東野圭吾 兄剛志は、弟の大学の学費のために 強盗殺人を犯してしまう…、 弟直貴の半生。 以前トラウマの本を読んで、 被害者遺族の傷は一生残る、 ということを学んだが、 加害者遺族もまた、 犯人と同じような罪を背負って 生きて行かねばならず、 つらい人…

夜行観覧者

湊かなえ 世間の目を気にし娘からの家庭内暴力も 恥として外に漏らさない主婦真弓、 真弓の一方的な教育で反抗的に育った 中三の娘彩花、 母子の喧嘩を止めることもできず 事なかれ主義の一家の大黒柱啓介、 そんな遠藤家のお隣、 高橋家で嫁が夫を殺すとい…

島はぼくらと

辻村深月 瀬戸内海にある冴島に住む 高校2年の朱美、衣花、新、源樹は、 フェリーを渡った本土の高校に 通っている幼馴染だが、 それぞれに自分の立場や将来、 思い悩むことがあり…!! 「今日は大安なり」でも思ったけど、 その人の生き方があり そこで悩ん…