映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

二十四の瞳

主演:高峰秀子

小豆島の分校に配属された新米教師
大石先生は、スーツ姿に自転車通勤、
1928年には珍しく…!!

イカラでありのままをしゃべる大石先生に
保護者とほかの先生の目は厳しく
母親も早く都会の本校に行くことを
望んでいる…!!
先生と12人の生徒は
ずっとつながっていたいのに、
周りの環境や、
生徒個人個人の家庭の問題、戦争、
それらすべてが邪魔をする…!!
修学旅行先でたまたま、奉公?
に出された松江が働いていて、
学校のみんな楽しそうに
フェリーで帰っていくのに自分はずっと
ここで働かないといけない、という
想いの詰まった涙のシーンは、
ぐっと来た…!!

役者が、小1の時、小6の時って、
同一人物だったから
何年もかけて撮影したんだ!!
と思っていたら、よく似た兄弟、姉妹を
全国から募集した、とウィキでかいていて、
それもそれで演技力よりもビジュアルを
徹底してるところがすごいな、と思った。
あと、子役をのぞいて、
役者・スタッフ全員が
戦争を生きた人たち、というのも
すごく尊いというか、貴重だな、と思った。