映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

ウリナリ「マッターホルン登頂部」

以前に視聴したバラエティ「ウリナリ」の
コーナー「ドーバー海峡横断部」が終わり、
内村部長は、新たに、スイスとフランスの間に
位置するマッターホルンに登頂するという、
マッターホルン登頂部」を立ち上げるが…!!

んー、「ドーバー海峡横断部」は、
なんといっても仲間内の愛やきずなが
てんこ盛りだったんですが…、
マッターホルン頭頂部」は最初から最後まで
ぎくしゃくしてたような…!!
メンバーは、ドーバー部から1人減り
5人になってるんですけど、
まずコーチから叱られてるシーンも多々あり
(命にかかわることなので仕方ないですが)、
なえる…。
あと内村部長も自分のことで
精いっぱいだからみんなをかばう余裕もないし、
そもそも部長含めほとんどの部員が、
山を登ることが好きじゃない気がする…!!
米ちゃんは海と同じくらいのモチベーションで
楽しんでるように感じたけど。
なんかもうちょっとみんなで、「がんばれ!!」
って声かけあってほしかったな。
ほとんどの登山が、
1軍と2軍に分かれて個人で登る
みたいな感じだったから。
ドーバーみたいな、
自分が限界でも仲間を気遣う、みたいな、
そんなシーンが見たかった。
でも、ドーバーを経験してるメンバーだから、
本当に嫌いあってるわけではないんだと思う。
今でも集まったりしてるみたいなので。

まぁでも、うん、
面白いところもいっぱいあったな。
2軍の堀部係長とウドさんが突然
体力がハイになって
ぐんぐん行くところすごく好き。
あの突然のハイは何なんやろうな。
毎回笑う。
堀部さんがウドさんを、
「鈴木君。」っていうのも好き。
鈴木君って最初だれかわからん。
肩組んだり仲良すぎか。

米ちゃんは本当に安定しててすごい。
高いビルの上階まで水の入った
たくさんのペットボトルを背負って階段で行く
というきつい練習メニューがあって、
米ちゃんゴールでぶっ倒れながら、

「みんなさぁ!スポーツ選手だからってさぁ、
 何でもできると思ってさぁ 女だっての!!」

って叫ぶのすごく面白かった。
確かに見てて、「米ちゃんはできる。」
って勝手に思い込んでる。

内村部長、好きやけどなぁ、
みんな不信感があったんかな。

終わりがあっけなくて残念だったな。
ちょうどこの辺りくらいから「ウリナリ」自体が
衰退していってたみたいだし。
最後まで仲間っぽくなってなかったのが
心残り。
見終わった後ももやもやしてしまった。

でもやっぱりみんな
ドーバー海峡を横断しただけあって、
恐怖とか苦手とかあっても、
「やればできると思う!!」
という精神がすごい。
ドーバー海峡を泳ぎ切るというのは
本当に自信になるんだろうなぁ。
なんやかんやでみんなかっこよかった。