映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

鬼灯の冷徹 8~最終話

地獄の日常、第二期。

【ネタバレ】

なんか本当にこの作品は、
ビジュアルがすごいなと思った。
鬼灯様や主要キャラと、
地獄の世界観のビジュアル。
ほかの作品にはない
唯一無二の存在って感じ。
一枚絵でもうすでにかっこいい。

楽しいアニメだったなー。
ついついはまってしまう。
白澤との絡みが最後までなくて残念、
って思ったけど、序盤でやっていたのかな。
録画できてない週もあったから…。
まぁ白澤は天国にいて、義経は警察だから、
そんなにかかわりあうことはないんやろう。

カチカチ山のウサギが狸克服のために、
狸とキツネが住んでいるお寺へ修行に行くの
何気に深い話だと思った。
まず、克服するために大っ嫌いな狸と
一緒に過ごそうとするウサギが偉いなぁ、と。
序盤に、
住職は狸とキツネの二人だと聞いて、
不安を感じた鬼灯はさすが勘が鋭い。
落ちは、仲の悪い狸とキツネの住職が
ウサギに圧をかけてる姿を見て鬼灯が
お寺の鐘を打ち鳴らして、

「さっきこの寺は、
 狸とキツネの寄り合いのために開いた…、
 とか言ってませんでしたっけ?」

と一言。
狸住職の弟子ぶんぶく茶釜、

「根本的に、敵視というインプットは…、
 なかなか消えないんですね…。」

と…。
んー…。
ウサギのあの悟った感じ、
「もう無理に嫌いを
克服するものじゃないんだ。」
と思ったんだろうな。
仕方ない…!!
なんだか自分の職場のことと当てはめて
みてしまった…。