映画・小説の感想棚

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パーフェクトワールド 1・2話

主演:松坂桃李

インテリアデザインの会社で働く
29歳のつぐみは、仕事で、
建築士のいつきと、高校ぶりに再会する。
当時つぐみはいつきに片思いをしていたが、
いつきは大学生の時に事故により、
胸より下がマヒし、車いす生活を送っていた…。

いいドラマだ…!!
すごくいろいろ考えさせられる…。

なんか本当に、その人の立場に
ならないとわからないことが多い。
点字ブロック車いすの邪魔になったり、
バスケも、車いすですると足の踏ん張りが
きかないから相当大変だと思う。
車いすで生きるいつきだからこそ、
建物のデザインは、車いす目線の、
景色だったりを提案できるんだろうなぁ。
いつきの会社には、
左足が義足の男性社員もいる。
そういう人たちを快く雇っている会社も素敵だ。
もちろん、いつきたちの
人柄や能力があってこそだと思うが。

障がい者に対しての突っかかりとか
本当にあるのかな。
車いすバスケの試合が終わってからの
打ち上げの居酒屋で、
チンピラが絡みに来る場面。
車いすが大勢で店の邪魔だ、と。
お店の人がちゃんと車いすの人たちように
席を用意してくれたんだから、
チンピラたちが意見を押し通す権利はない。
結局、取っ組み合いのけんかになる…。
つぐみみたいな優しい理解者がいる一方、
チンピラたちのような、障がい者を否定的に
見る人間もいるんだろうな。
悲しい…。

本当に、
めちゃくちゃ取材されているんだろうなと思った。
車いす生活での病気とか、
デザイン会社とか、設定の取材もそうだけど、
障がい者の人が見ている世間とか。
そういうのを、いろいろ聞かれて、
漫画に落とし込まれているんだろうなぁ。
原作の漫画は読んだことないんですが、
ヤッパリ、ちゃんと漫画雑誌に
連載されている話は面白いな。
最近は「ネットで話題」の漫画が
単行本化したりメディア化したりって、
正直、面白いと思うのが少ない。
作者本人も、
「日記のつもりで描いたらこんなに話題に…。」
という方も多いので、仕方がないと思うけど。
なので、このドラマのような、話が
ちゃんとしている漫画やそのメディア化が、
もっと増えればいいな。

話は戻って…。
山本美月さん演じるつぐみがいい子過ぎる…。
いつきのことを好きだからっていうのも
あるかもしれんけど、それでも、
人の痛みに寄り添える優しい子だ…。
ヒロインだ。

松坂桃李さんと、義足の松村北斗さんの
車いすさばきがうますぎる…!!
本当に、
ずーっと使ってきていたかのような使い方。
松村さん演じる義足の同僚は、
仕事では杖も使わず生活をしているが、
バスケをするときに車いすを使う。
その時に、うまいなーと思った。