主演：リリー・ジェームズ
大きなお屋敷で、両親の愛情に包まれ育ったエラは、とても優しくてかわいい女の子。
母が亡くなり父が再婚した相手は、とても意地悪で、さらに父は仕事先で病死してしまう…！！
すごくきれいな映画だった。
人生に疲れた現代人の目の保養。
衣装や家具が豪華で、CGもすごかった。
誰でも知っている短いおとぎ話を、キャラやエピソードを掘り下げて長編映画にしていた。
例えば、継母と出会う前のエラの人生を、細かく描写していたりとか。
エラと王子が、舞踏館で踊る前にたまたま出会って伏線つくっていたりとか。
死んだ母から、魔法使いの存在を聞かされていたり、馬に変身するネズミとエラが友達だったり。
伏線も散らばせて、より深く、「シンデレラ」の魅力を引き出していた。
シンデレラのドレスが青、というのは、ディズニーならではだな。
カボチャが馬車になるシーンも、ドレスの変身シーンも、パッと場面が変わって変身しているんじゃなくて、徐々に魔法がかかっていく様子が、きれいにCGで描写されていて、さすがだった。
すごく素敵な映画でした。
