さくらももこさんの
子供の頃の話。
爆笑!!
笑うなっていう方が無理!!!
めんどくさがりのももこと
口うるさいお母さんと
しっかり者のお姉ちゃんと
なにも考えていないヒロシ。
普通のことやのに
すごい面白おかしく
書かれてる!!
なのにたまに、ジーンって
くるとこもあって、
気分沈んでるときに読んだら
(少なくとも私は)癒される!!
Kiroroを聴いてる感じの
心地いい暖かい気分。
【再読】
最近実家暮らしをしていて、特に新しい本もなかったので、昔に買ったさくらももこさんのエッセイを引っ張り出して、通勤や休憩中に読んでいました。
やっぱり面白い。
普通に笑うもんなー。
さくらももこさんのエッセイは、旅だったり、息子さんとのだったり、いろいろあるけど、子ども時代の話が一番笑える。
一番はやっぱり、お風呂でまるこがヒロシに歌謡曲を教える話かなー。
ヒロシのキャラを知ってるから余計面白い。
改めて読むと、まるこはあの家庭でよく日本を代表する漫画家になれたな、と思う。
まるこの好奇心をブチブチ摘み取っていく母と、娘たちに無関心な父と、冷めた姉。
現代で言う、個性を伸ばす教育、みたいなものは、あの家庭では何一つ見られない。
だけどまるこの好奇心は、踏まれても死なない雑草のごとく、勝手にぐんぐん伸びていく。
…家族のみんなが踏んでいくから反発精神で伸びるのかな。
まるこの精神が素敵で、面白かったです。
本はハードカバーだけどそこまで大きくなくてもち運びにも便利でした。
表紙の深い赤色もかわいい。