映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

紅の豚

魔法で豚にされた主人公が

ヨーロッパの空を飛ぶ

ロマン映画。

何を伝えたいのか、

テーマがわからんかったな。

ただ、絵と音楽がさすが!!

アニメと思えない迫力!!

世界観も専門知識も

細かく設定されてて、

とても20年前の映画とは

思えない…。

フィオの声が

岡本明美さんだった。

【再視聴】

とてもよかった!!

前回見た時と印象が全然違う。

素敵だった。

30年以上前の映画と思えないほど、女性がとても強く描かれている。

物おじせずに、オイルの値段交渉したり、敵の男たちに言いたいことをはっきり言うフィオ。

飛行艇乗りの旦那を3人なくすが、酒場で飛行艇乗りの癒しとしてポルコを想うジーナ。

そして、ポルコの船を修理したのは、若いものから年寄りまでの、女性…。

女性たくましすぎる。

男性がみんな出稼ぎに出ているから、女性しか働き手はいなかったらしいけど、かっこいい。

思えば宮崎駿さんの作品は「風の谷のナウシカ」から女性が強かったな。

風の谷のナウシカ」特に漫画は内容難しいけど、クシャナにもすごく惹かれた。

序盤の、「飛ばねぇ豚はただの豚だ」というの、ずっと「飛べねぇ豚は~」だと思っていた。

「飛べねぇ~」の時は、「飛ぶことくらいはできないと。」という解釈だったけど、「飛ばねぇ~」と聞くと、「じっとなんかして男が務まるかよ。」といっているように聞こえる。

自分のロマンのために言ってたんだな。

EDの、「時には昔の話を」、加藤登紀子さんが作詞作曲しててびっくりした。

メロディーも歌詞も声も歌唱力も完璧すぎる。

久石譲さんの挿入歌も大好きすぎる。