エミリー・ロッダ
気弱な少年ローワンは、
村の断水の原因を調べに
大人たちと旅にでることに…!!
謎の詩をヒントに
先へ進むんだが、次は
どんな罠があるんだろうと
気になりすぎる。
弱虫とさげすまれてた
ローワンが、持ち前の
優しさと勘の良さで
たくましく成長していく
ところが見所。
中学生の時
超はまった冒険小説。
【再読・ネタバレ】
めちゃくちゃ面白かった!!
旅の試練内容も面白かったけど、キャラクターがみんな魅力的なのが良かった。
嫌味な大柄女性ブロンデンも、本当は大切にしていた友達がいた…。
という事実があるだけでブロンデンの過去とかすごい気になってきた。
7人で旅をするが、ブロンデンを含む3人が抜け、残った4人が本当のパーティーという感じ。
気弱な少年ローワン。
心身ともにたくましいジョン。
勇敢な女性マーリー。
道化なハーフ・アラン。
バランスが良く、それぞれを補っているという感じ。
ムードメーカーのアランが脱落するとき、自分はハーフだから、と卑屈になってるのが人間っぽくて親近感出た。
キャラクターにはそれぞれの人生や欠点がある。
試練はそんな人たちの欠点をつくように、待っていた…。
本当に素晴らしかった。
ローワンは、スターとの友情のために頑張っていた。
それがまたぐっと来た。