リンの谷に住む心優しいローワンは、毒を盛られた母ジラーの代わりに、マリスの民の代表を選ぶ役に任命される。
ローワンは、ジラーを助けるため、候補者3人と、危険な島で解毒剤の材料を集める。
とても面白かった。
パーレンが、ジラーにお知らせを持ってくるとこから始まり、前作よりもスムーズに事が起きるので、サクサク読めた。
ローワンは自分のことをまだ弱虫だと思ってるみたいだけど、弱虫だったら母親を助けるためにあんなに危険を冒さない。
強い信念を持っているから、いろんな障害を乗り越え、選任役を務めたのだと思う。
敵のゼバックが殺されているところを直視できず「相手は敵だ」と言い聞かせてるところも優しくて好き。