ティモテ・ド・フォンベル
全長1.5mmの
トビー・ロルネスは
木の世界にすんでいて…。
1.5~2.0mmの人間なら、
アリエッティくらい
たくましくないと、
小人として生きていけないと
思うんやけど…。
場面飛びまくって
意味不明なとこもあったけど、
ドラマも多く詰め込まれてた。
最後いいところで
終わったから、
続きよみたい!!
【再読】
作者の目線がすごい。
1.5mmになったら何を見て何を感じるか、という風に書いているのだと思う。
トビーたちは、身なりや感情は人間だけど、人間にはない小さい生き物ならではの感覚を持って生きている。
もちろん、大きい規模の部分では人間に通じる。
ゾウムシが木を食べ続けていって環境が壊れること。
木の秘密をジョー・ミッチに教えてしまうと自分の欲のために木が壊れること。
上司からの体罰がひどいから仲間内で「あれ」を決めてひどいいじめをしていること。
通じているのは人間の汚さか…。
児童書なのに、割と人間の深い部分を描いている。
その中でトビーは、自由に、柔軟に動き回る。
いつでも両親とエリーシャのことが大好きで、3人を原動力にトビーは動き回っている。
面白い小説。