会社員の沙織自宅でくつろいでいた夜、ベランダのすだれが上がり、平安貴族の光源氏が入ってきた。
須磨に行く途中に現代へ迷い込んだというマイペースな光は、沙織の家で居候になる。
原作、えすとえむさんの漫画。
連載されてる雑誌、フィール・ヤングかー。
ゴリゴリの大人の恋愛漫画の雑誌だと思ってたけど、こういうのもやってるんだ。
絵がきれいだった。
表情がころころ変わる主人公の伊藤沙莉ちゃんがかわいい。
喜怒哀楽の中間部分を表現できる役者って本当にすごい。
言葉がなくても気持ちが伝わってきて、印象に残る。
心なしかこのドラマはほかのドラマや映画より、主人公の表情のアップが多い気がする。
スタッフも、伊藤沙莉ちゃんの表情が好きなんだろうか。
千葉雄大さんも演技しているという感じがなく、光源氏になっていて、よかった。
主人公の、自分はさえない女だと卑屈になってるのかわいい。
伊藤沙莉ちゃんだからかわいいのだと思うけど。