映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

アーヤと魔女(テレビバージョン)

子どもの家で孤児としてそだった10歳のアーヤは、魔法使いのベラ・ヤーガとマンドレークにもらわれていく。
アーヤは引き取られた家でベラに魔法使い助手としてこき使われ、ある日アーヤはその家のクロネコと共に反撃に出る…!

【ネタバレ】

キャラクターの表情と声が可愛かった。
あったはずの扉が壁になってるとか、壁に穴空けたら隣ではなく別の空間に繋がったとか、そういう魔法好き。

物語冒頭、赤髪の女性が赤ちゃんだったときのアーヤを子どもの家において去るところから始まるので、アーヤと赤髪の女性の関係がラストにつながるのかと思った。
まぁラストは赤髪の女性がアーヤのもとを訪ねるところで終わったから、冒頭の問いかけに着地してるっちゃしてるけど、二人の関係性がわからなかった。
母親が赤髪の女性としたら、父親はマンドレーク?
だとしたらなぜベラとマンドレークが正体隠してアーヤを引き取ったのかなぞ。
冒頭で、十三人の魔女というワードも出てきたけど、それにもその後触れられなかった。

原作があるというのと、これは映画ではなくテレビバージョンなので、省かれているところはあるんやろうけど。
みたあとに疑問点がいくつも解消されなかったので、モヤモヤした。

でも基本飽きることなく楽しくみれた。
子ども向けやから子どもはもっと楽しめるんやろうな。
赤髪の女性の歌がとても良かった。