映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

進撃の巨人 OAD

リヴァイとエルヴィンの出会いを描いた「悔いなき選択」、
巨人に食べられたとある調査兵団の手記から次の成果に繋げようとする「イルゼの手紙」、
ジャンとサシャが料理対決をする「突然の来訪者」、
104期訓練兵団が訓練中盗賊団に仲間をさらわれる「困難」、
エレンが巨人に食べられたショックでミカサが回想する「lost in the cruel world」、
アニがエレン捕獲任務を行う前日を描いた「Wall Sina,Goodbye」。


どれも面白かった。

ジャンがメインの話は、OPがジャン仕様になってて笑った。
104期生からもアニメスタッフからもどんどんいじられていくの面白い。

壁の中の人類は、外の巨人に襲われさえしなかったら確かに安全だけど、身分制度で苦しめられてる人が実はたくさんいる。
リヴァイたちのような迫害を受けた一族たちは日の当たらない汚い地下街に住んでいた…。
地下街に住む人たちの過酷さをしれたのもよかった。
でもある意味地下街だったら地ならしの影響受けなくてすむのかな。
わからんけど。
リヴァイの暮らし見てたら、エレンは中流生まれなんだなと思った。

あとエレンたちが調査兵団にはいる前のエルヴィン、リヴァイ、ハンジの関係がよかった。
3人の印象としては、作戦や行動に一切感情を持たないエルヴィン団長、仲間がやられる前に迅速に巨人を殺すリヴァイ、多少の犠牲がでてもこれからの人類のために巨人を生け捕りにして調べたいハンジ、という感じ…。
リヴァイもハンジも自分の意見が正しいと思ってるからなかなか個性が強い…。
エルヴィン団長まとめるの大変そう…。
仲間優先のリヴァイはもちろん正しいし、ハンジの意見を採用してよかったこともあるから、難しいな。
いろんな人がいるという意味で、組織みを感じた。

そしてこの数年後ハンジがエルヴィンから次いで団長になるんだからすごい…。
ハンジは、エルヴィンほど冷徹になれないけど、人と人をつなぐのがうまい気がする。
引っ張るというより、なじんでいくというか。
本人も団長に求められるのは「理解することをあきらめない姿勢」と言ってたからそういうことを意識して団長を務めていたのかな…。
かっこいい…。

アニの話もよかったな。
コナン並みに事件解決するやんっておもった。
体術もさすが、かっこよすぎた。