映画・小説の感想棚

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チェンソーマン 1~6話

デンジは、親が残した借金のため、チェンソーの悪魔ポチタとともにやくざから依頼された仕事をこなしながら学校にも行けず貧乏生活を送っていた。

ある日、やくざに罠をはめられデンジはばらばらに殺されてしまうが、ポチタがデンジの身体の中に入りデンジはチェンソーの力を使えるようになる…!

 

【ネタバレ】

 

1話目のやくざ、がらが悪いけどなんやかんやでデンジの面倒を見てくれるいいやつだろと思ってたら悪魔の力欲しさに早々に殺されてびっくりした。

 

主人公デンジは頭から血を拭き散らしながらチェンソーを出し、戦う。

大それた夢を掲げてるわけでなく、「人並みの生活を送りたい」「女の胸をもみたい」という普通の青年が思うような夢を見る普通の青年。

デビルハンターという職業につき人並みの生活を送れるようになってからは、胸や女に対する欲望がどんどん大きくなる。

原作を知っている友達からは、「戦い方も夢も汚い。男が読む漫画って感じ。」と事前情報があった。

まーその友達も結局先を読んでるのでネタ的な感じで言ってるのですが。

じゃあなぜそんな汚い作品がこんなに支持されてるのか、考えてみました。

例えば「鬼滅の刃」の炭治郎は大切な妹を人間に戻すため、「ONE PIECE」のルフィは海賊王になるため、と今まで売れてきた主人公はかなりきれいで芯の通った夢を持っている。

それに共感できない(または見飽きた)男性たちが「チェンソーマン」のデンジを好きになっていってるんではないかな。

って考えてたら、ハライチの岩井さんがラジオでほぼおんなじこと言っててびっくりした。

岩井さんが伊集院さんにおすすめのアニメを聞かれて教えた時のエピソードです。

 

チェンソーマンは、耳に届いてるだろうけど、でもなんかすげー面白くて、鬼滅の刃も呪術廻戦もスパイファミリーも人にすすめたことなんかないの。

でもこれはすすめようと。…これはやっぱ、好きでめちゃくちゃ。何がいいかというとあのストーリーとかアニメーションとかじゃないわけ。これは。

あの本当に主人公が好きすぎるの。主人公の感情が、『あ、こいつの思ってることすげー理解できるわ』って、なんか似てんのかも知んねーけど、思考が。

だから鬼滅の竈門炭治郎の気持ちは俺わかんない。見た?ちょっと。なんかー、さ、鬼に家族殺されて鬼に情掛けたりするじゃん。これはちょっと俺には理解できないわけ。

俺だったらできるだけ痛めつけて殺したいわけ。で、ルフィも悟空もあの少年漫画の模範的な正義過ぎて、気持ちわかんないんだよね。

まー何か憧れはするけど。かっこいいなとかは思うけど。気持ちちょっとわかんないんだよね。人の心ってもっと醜いんじゃないかって思っちゃう。

でもチェンソーマンのデンジはこの主人公のね、俺がデンジだったらそうするんだろうなっていう行動を、してくれるから。」

 

…女である個人的な感想では、ほぼ初対面で色仕掛されてデレデレするデンジに何も共感できなかったけどな。

むしろ、眼帯の女キモ!と女目線で見てしまった。

友達ならまだしもデンジはこれから一緒に仕事をするお前の部下やろ!と一瞬で引いてしまった。

 

話題だし続きが気になるので、とりあえず少なくともこのクールは見てみます。

あとOPの米津玄師さんのキックバックという曲がめちゃくちゃかっこいい!

アニメ映像ともマッチしててとても好きです!