
作者:さくらももこ
子どものころから、虫や動物など生き物に対して興味のあるさくらももこが語る、生き物のエッセイ。
かたつむりとナメクジへの疑問や、縁日で購入したピンクのひよこ、狭い家で飼う鯉の赤ちゃん20匹などなど…。
─────────────
めちゃくちゃ面白かった。
声出して笑うところもいっぱいあった。
読んでよかったけど、読後身になることは何もない。笑
それがさくらももこエッセイの好きなところ。
道端で落ちている青虫を拾って育てて蝶々にさせたり、カブトムシの飼育したりというのは私も経験があるので、めっちゃ共感するところがあった。
カブトムシが自力でケースから脱出して飛び出すところわかりすぎて笑った。
1匹だけでもしんどかったのに5匹は地獄すぎる。
さくらさんの脱走した1匹が「茶の間のまどをこんこんとたたく」とあったけど、おそらく一定の速さで頭突きしてたんだろうなと想像できた。
うちのカブトムシ(メス)もその小さくも決して弱くなかった頭突きでケースのふたを開け、脱走した。
仰向けに寝ている私の上をバタバタ飛ぶさまは、さながらゴキブリだったわ…。
あと作者はカブトムシにスイカを与えているけど、最近では水分が多くておなかを下すからあげちゃダメという飼育方法になっている。
この文庫本の初版が1998年なので、そういう今とは常識が違うところもいくつか感じることができて、面白かった。