主演:ニコラス・ホルト
平凡な農民のジャック、
ひょんなことから
王女イザベルと知り合い、
天空で巨人と戦い、大冒険をする…!!
城に巨人が攻めてきて、
ジャックがまだ城外にいるのに
門を閉めようとするエルモントが、
ジャックの存在をわかってなかったのか
と思ったが、「いそげ、ジャック!!」と、
ジャックを信頼しての行動なのだと
知って、ちょっとジーンときた。
巨人のリーダーVSジャックの時も、
まさかの倒し方で、「なるほどなー!!」
と、伏線がすっきりと回収された。
でも王のキャラクターが、
中盤で娘のイザベルがいる
天空までの道(マメの木)を切り倒し
すごく冷徹だと思っていたが、
イザベルが地上に戻ってきてからは、
「娘のためにありがとう!!」と
ジャックをほめたたえ、
巨人と戦うときも国を守るため
前線に立ってたりして、
やさしいのか冷徹なのか
よくわからなかった…。
テンポがよく時間のわりに
内容がぎゅっと凝縮されてて、
すっごい王道で裏切らない映画。
追記、ネタバレと脚本考察。
オープニング・イメージ
雷の夜、子どものジャックが、おとぎ話、「天空へ伸びる木と巨人の話」を父から聞いてる。
テーマの提示
父が話すおとぎ話の続き、ジャックが一人で読む。
「エリックの一族をくってやる…、と…。」
きっかけ
城から抜けてきたイザベルが、ジャックの家へと入る。
悩みの時(3分の1)
高いところが苦手で、びくびくしながら天空へ向かう。
第一ターニング・ポイント(5分の3)
天空に残って戦うエルモントに、イザベルを守るよう命令されるジャック、二人で地上を降りることを選ぶ。
ミッド・ポイント(4分の3)
巨人が人間を食べるため、地上に降りてくる。
こころの暗闇
イザベルとジャック、巨人のリーダーにつかまり、食べられそうになる。
第二ターニングポイント(「こころの暗闇」の直後)
ジャック土壇場で、一つ持ってたマメを巨人の口の中に入れる。
フィナーレ
ジャックが王冠を手にし、巨人を服従させ、天空へ帰るよう命令した。
ファイナル・イメージ(最後のシーン)
オープニング・イメージでジャックとイザベルに読み聞かせしていた「天空へ伸びる木と巨人の話」を、おとぎ話ではなく、実際起こった出来事として、結婚したジャックとイザベルが、自分たちの子どもたちに聞かせている。