
筆者:小口良平
自己嫌悪に悩む長野県生まれの筆者は、自転車で世界一周の旅をしようと1000万円をため、覚悟を決める。
そしていよいよオーストラリアのケアンズからスタートし、8年半をかけてアメリカのニューヨークでゴールする。
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【ネタばれ】
石田ゆうすけさんの「行かずに死ねるか!」が面白すぎたので似たような装丁とタイトルのこの本を購入。
筆者が石田ゆうすけさんをリスペクトしてオマージュしたのかと思ったけど、本編中で名前が出てくるわけではなく、普通にパクリじゃない?と思ってしまった…。
筆者の経験自体はものすごいものなのに、旅中の内容がとても浅かった…。
どこの景色に感動したのか、誰と出会って喜んだのか、どの食べ物が特別おいしかったのか、読み終わって印象に残っているものがほぼない…。
たぶん文章というか構成が、「こんなことがおこった。次は○○に入国。」みたいなテンションで進んでいったからだと思う。
事故にあったとか入国審査が厳しかったとかのエピソードも被ってて、「またこの国でも?」ってなった。
なぜ省かない…!
けど、カンボジアの警察が、「ここは危険だからテントを張るな!」って叫び筆者が疲労故反抗してて、でも無理やり自分の家に招待してくれた話は優しすぎて鳥肌立った。
あれくらいのボリュームで1つのエピソードを語ってほしかった。
石田ゆうすけさんと比較して申し訳ないけれども、やっぱり「行かずに死ねるか!」は一緒に旅をさせてもらった気分になったので、あの感覚にまた浸りたかった。
もやもやしながら読み進めているうちに、世界一周が終わっていた。
めちゃくちゃ期待して読んだので残念だった。
日本に帰ってきてからの話のほうが面白く読めた。
本当にこの方は人のことが好きで、行動力お化けなんだなと。
石田ゆうすけさんの時も思ったけど、筆者も現地の言葉を積極的に使っているよう。
「こんにちは」「ありがとう」「おいしい」これと笑顔さえあればコミュニケーションはとれるとのこと。
このはつらつとした明るさと素直さで、世界の人から好かれ、応援されてきたんだろうな。
人生を逆算して設計たててるのも尊敬する。
20代から、30代はこう、40代はこう、って考えられる人ってどれくらいいるんだろうな。
40代の執筆当時、「あと人生は36年」とおおよそ死ぬ年齢を予想して、逆算して、また夢を追ってるの本当にすごい。





