主演:アーバ・メリカント
離婚した両親にかまってもらえないアンネリと、きょうだいが多すぎて両親に構ってもらえないオンネリ。
ある日2人はバラ通りでお金をひろって警察に届けるが自分たちのお金になったので、青い一軒家を買い、2人ですむことに…!
【ネタバレ】
めっちゃ可愛い北欧映画!
「ヘイフラワーとキルトシュー」や「ロッタちゃんとはじめてのおつかい」みたいな、衣服や雑貨がカラフルでおしゃれでめちゃくちゃワクワクする映画。
1秒1秒絵になる、眼福。
内容も子ども向けらしく、私が小学生の時見たらはまってただろうな。
魔法使い?のおばさんたちの格好もカラフルでいい味出してる。
現在進行形で思うのだけど、ああいうカラフルな服を私も着れたらな、と。
現代の日本人女性は極力色味を抑えたり、カラーといってもくすみ系しか着ちゃいけない空気感を感じる…。
ネットでファッション系を調べても、このコーデはOK、これはNG、と細かすぎるんよ。
もっと明るい服や雑貨を持ちたい。
このカラフルな映画は日本だったら2000年代のファッションに近いかも。
見てて何となく懐かしさも感じられた。
そんな感じで大人が見たら本当に癒し映画。
BGMもリコーダーを使ったようなものでかわいらしい。
アンネリとオンネリは8歳くらいかな。
2人ともきれいなボブヘアを揺らして、天真爛漫で、抱きしめたくなる。
ラストシーン、お父さんが笑いながらオンネリに言った、
「娘が一人いなくなったなんて…、気が付かなかった…。」
はクソすぎて笑った。
でもこういう設定も笑いに持っていけるのがいい意味で子ども向け。
ストーリーは多少強引さはあったけど、誰も悪者にならない締め方はいいな。