主演:友近
昭和初期、和歌山から上京してきた春は服飾の勉強をするため大坂で演芸場を経営している叔父夫婦のもとへ住み込みで生活をする。
叔父夫婦や芸人たちと過ごしているうちに春はだんだん芸をすることに惹かれていく…、全国ツアー公演された舞台。
【ネタバレ】
19歳の少女を友近さんが演じてるっていうのがもう面白いw
そのほかのキャストに、ロバート秋山さんや渡辺直美さん、レイザーラモンRGさんなどなど。
コントや新喜劇程お笑い中心ではなく、しっかりしたストーリーの中にキャスト各々の芸を活かした笑いがちりばめられているという感じ。
「朝ドラ風」なだけあって、OPの完成度もめちゃくちゃ高くて笑った。
友近さんの髪型や服もレトロでかわいい。
服パツパツやったけどw
直美さんと秋山さんの不自然な関西弁も好き。笑
ユーチューブのコメント欄で、「不自然な関西弁も朝ドラっぽいw」と書かれていて、そこも計算されたイントネーションなんだとしたらよけい笑う。
最終回が切ないんだかおかしいんだか。
時代は戦争に入り、RGさん演じる若手芸人の一人、トクガワが出征することに。
トクガワは、秋山さん演じる支配人や直美さん演じる支配人の奥さんたちに、丸坊主にした頭を見せる。
「そこは、わしも、髪型にはこだわってたさかい、…前は、瓶付け油も使ってましたし…。」
「油がどないしたんや?」
「油は、今頃…、ゼロ戦の…、エンジンになっ……」
「エンジン…w」
「エンジン…、そのものwww」
「燃料やなくて、エンジンなっとるんか!w」
「液体が固体になるんかw」
「すごいなぁ…w」
「なっとると思います、ハイ。」
最後、お別れ前にトクガワは叫ぶ。
「戦争あるある!考えましたんや…。聞いてもらえまっか…。」
「………。」
「たんたんたんたらたったん、たんたんたんたんたん~。戦争あるある言いたいよ~。戦争あるある言いたいよ~、戦争あるある言いたいよ~。戦争あるある言いたいよ~。戦争~、あるあ~る~、は~やく~、言いたい~。戦争~、あ~るある~、早く~…。」
ナレーター『戦争あるある…、その結末が判明することは、ついぞありませんでした。』
悲しすぎるて…w
面白い舞台だった。
キャストが豪華なので、最後まで楽しく見れた。