映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

変な家

主演:間宮祥太朗

 

ホラー系の動画を配信している雨宮は過去に何度かばずったことがあるが最近は低迷気味。

ある日マネージャーが購入を検討している中古の家の間取り図を見せてきて、雨宮は知人の建築士にその間取り図を見せると…!

 

【ネタバレ】

 

怖かった…。

原作を読んでミステリーという印象だったのでそのテンションでいったら、がちがちにホラーだった…。

いや話の筋的には原作と大きく変わっていないからミステリーなんだろうけど、静かな場面からの大きな音や、人物の背景に突然人が現れてたりという演出がホラー。

着信アリを見た時と同じようにドキドキびくびくしながらずっと見てた。

ていうか正直3分の1はビビって画面見れてない…。

 

内容としては、原作とちょっと設定が違ったな。

原作の主人公の「筆者」はあまり能動的ではなく、ストーリーもほぼ会話で進んでた。

しかし映像化となるとそれじゃじみに映るからか、主人公の雨男は「ばずる動画を撮るため」と自ら意志を持って動いていた。

ほかにもちらほら設定が変わっていたけど、『映画』にするために変えられたんだなと感じた。

後半の画的な見せ場とかも。

主人公と栗原とゆずきの関係性も役割がはっきりしてキャラクターとしてわかりやすかった。

 

カメラを止めるな!」のしゅはまはるみさん出てたのうれしかったな。

たぶん家の住人のことを教えた主婦っぽい人。

違うかな。

ゆずきのお姉さんもきれいで誰だろって思ってたら瀧本美織さんだった。

石坂浩二さんもだけど、エンドロール見て、あの人出てたのか!ってなったのが多かった。