旅に出て魔王を倒し終えたエルフのフリーレン一行は、10年旅をともにした仲間たちと別れを告げる。
寿命千年以上のフリーレンは50年後、旅をした仲間たちと再会するがみんな老いていて…!
【ネタバレ】
何の前知識もなく見たので、第1話の展開で、「え?」ってなった。
「推しの子」見た時の感覚に近い。
物語の定石どおりではなかったというか。
それにしても老人ヒンメルのキャラデザがw
ヒンメルが年老いて死んでも、エルフのフリーレンは見た目も考えもほとんど変わらない。
ヒンメルの葬式の時、フリーレンは涙する。
「人間の寿命は短いって…、わかっていたのに…。何でもっと…っ、知ろうと思わなかったんだろう…。」
さらに約30年後。
フリーレンは旅を続け、死者と会うことができるという魂の眠る地、オレオールを目指して再び魔王城に向かう。
絵がとにかくきれいだな。
表情や景色、移動の描写が丁寧で、時間がゆっくり流れる女性的な冒険物語。
馬車が走る音だけも、とても心地いい。
差し込んでる光から見えるほこりも、めちゃくちゃリアルだった。