主演:ミムラ
「着信アリ」から1年後の世界、保育士の杏子の周りでも携帯に例の着信音がなりそのあと謎の死を遂げる、という事件が続いていた。
杏子と彼氏とその事件を追っていたジャーナリストは、事件の元凶であるミミ子の父親を殺した祖父(←は映画設定。原作ではミミ子の父親は母親をレイプした祖父。つまり父親と祖父は同一人物)の故郷である台湾のある村に赴く。
【ネタバレ】
1より怖かった。
目を手で覆いながらみたから最後までみてないけど最後までみた。
続きが気になって仕方なかったから頑張った。
本作で1で呪いに奮闘した主人公ゆみとその協力者山下のその後がわかる。
ていうかネットで詳しくみた情報ですが。
ゆみは、結局呪いの元凶であるミミ子に憑依されて山下を殺した。
その後ゆみは精神病棟で入院し自分の母親と刑事も殺し自殺した、とのこと。(原作設定)
…ゆみと山下は呪いに真剣に立ち向かってたのでこの結末は辛すぎる。
怖がるゆみを山下はいつでもすぐに駆けつけて抱き締めててまじで堤真一かっこいいわと友達と盛り上がっていたのに。
辛い。
1の後半では、病気を持つミミ子が死んでから母親を呪い、母親の携帯を通じて次々と、という呪いのからくりが明かされた。
本作2ではミミ子は父親が明かされる。
映画では父親はどこかの男、とされてるけど、原作では父親は祖父。
祖父の故郷がキーになるから祖父が父親設定の方が関連性は出るよな…。
設定えぐいけど。
そこでまたネットでみた考察も含めて自分の意見のまとめなんてすが…。
祖父が父親の設定で話進めます。
ミミ子の父(祖父)の村では昔村人の死を予言したため気持ち悪がられ口を縫われて殺されたリーリーという女の子がいた。
リーリーの怨念は手紙を通して村人を呪い殺し、時を経て携帯電話を持つミミ子の父にも呪いをかけ殺す。
父の携帯から娘(ミミ子の母親マリコ)に呪いの電話を入れるが出たのはマリコの娘のミミ子で、前作1で持病で死んだと思っていたミミ子は実は呪い殺されていたことが判明。
リーリーの呪いで殺されたものは肺の中から石炭が出てくる。
石炭は、死んだ父からもミミ子からも検出された。
そこから、リーリーの呪い=死んだら灰の中から石炭が出てくる、と、ミミ子の呪い=死んだら口の中から飴玉が出てくる、と2パターンの呪いが進行することになった。
本作2では2パターンの呪いがあったので、映画を見ただけではとても理解できなかった。
あと登場人物が少ない分死ぬ人も少なく、ホラーのところに時間を割かれたため、より怖かった。
設定が深くて難しかったけど、知ればとても面白く見ごたえのある映画でした。
ちゃんと見てないけど。