ゲーム機の中の悪役ラルフは
ヴァネロペと親友になり楽しく過ごしていたが、
ラルフの思い付きの行動により、
ヴァネロペのゲーム「シュガー・ラッシュ」が
ゲームセンターから抜かれることになり…!!
【ネタバレ】
オンライン、ということで
インターネットの中の世界。
ディズニー映画は、
性別や国や時代を問わず愛される作品を
作っているイメージだけど、
これは、先進国の現在しか
受け入れられない作品なのでは?
10年後見たら、時代を感じそう。
しかしさすが細かいところまでよくできている。
ディズニーが本気でチョケてみた、って感じか。
ポップアップの宣伝やYouーTubeの『いいね』を
擬人化?したらこうなるんだ、
といろいろ面白かった。
ネットで検索してから
そのサイトまで飛ぶ過程とかも。
機械的なインターネットの世界が
こんなにも人間味あふれているなんて。
自分の夢に生きたいヴァネロペと、
ヴァネロペと今まで通り楽しく過ごしたいラルフ、
どちらの気持ちもわかるから切ないなぁ。
二人の気持ちのすれ違いは、
とてもディズニーらしく感じた。
友情をテーマにした感じ。
が、拡散されたウイルスが
元に戻ったのはなんで…!?
ウイルスに感情があったらダメなんじゃないの?
そこらへんよくわからなかった。
機械のシステムが
人間的に動くのはとても面白いけど、
そういうシステムやウイルスのような
無機的なものが感情を持ったら
ルール違反じゃない?
「サマーウォーズ」でも思ったけど。
だから、ウイルスが突如消えた、
という落ちも納得できなかった。
「シュガー・ラッシュ」のハンドルも、
ゲーム内のキャラクターが稼いだお金で
届いたハンドルだからね。
ゲームセンターのおじさんよく使う気になれたな。
気持ち悪くないのかな、
誰かが払ったハンドルなんて…。
ディズニーの割に
矛盾がとても多かった映画でした…!!