映画・小説の感想棚

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another sky

ゲストのゆかりのある国を本人が訪れ、
それをスタジオで見るという
今田耕司さん司会の30分番組。

相変わらずあらすじの説明下手だな…。
またテレビ番組です。
歌手・西野カナさんの「ジャマイカ」、
女優・篠原涼子さんの「台湾」、
芸人・宮川大輔さんの「キューバ」、
脚本家・北川悦吏子さんの「イタリア」を視聴。

この番組は、
海外のロケ番組みたいな認識だったんですが、
ゲストの内面を暴くような番組だったんですね。
その国とどうゆかりがあって、
訪れた当時や今は何を考えているか、
というのをを暴く番組。
とても面白かった。
4本見たけど個性もばらばらで。

西野カナさんは大好きな親友とと訪れた
ジャマイカ
篠原涼子さんは芸能界でがむしゃらだった
23年前に番組を持っていた台湾。
宮川大輔さんは芸人としてあきらめていた
25歳で初めての海外ロケ地キューバ
北川悦吏子さんは子どもの時衝撃を受けた
映画の撮影場所イタリア。
皆さん共通しているのは成功者、
ということだけど、
やっぱり今に至るまでの物語はそれぞれ違う。

篠原涼子さんと北川悦吏子さんのが特に好き。
必死に頑張って来られたんだなぁ。
篠原涼子さんはアイドル時代、
「10時間踊りっぱなしということもあった。」と。

グループでアイドルをしている以上
何か一つ目立たないと。
だけど自分には何もない。
ソロで大ヒットしてうれしかったけど
それは曲のおかげで自分の実力ではない。

っていう篠原涼子さん。
今田耕司さんとも
昔バラエティ番組をやっていたようで、
スタジオでのやり取りも見てて楽しかった。
天真爛漫な方なんだな。

北川悦吏子さんは、「半分、青い」を書いた人。
90年代から活躍されていて、
「恋愛の神様」と呼ばれているらしい。
ところどころで、
「これはなしになりそうじゃない?」
という呼びかけが好き。
常に創作意欲がある方なんだな。
自分の作品に1階から2階のベランダなどに
呼びかけるシーンが多いのは
映画「ロミオとジュリエット」に
影響されているからだろう、っていうのも好き。

宮川大輔さんは、
当時芸人としてどん底だったけど
先輩たちに助けられた、
よしもとでよかった、と。

当時25歳の西野カナさん…。
ジャマイカでめちゃくちゃはしゃぐし、
そこにに来たのも、
「親友と3か月前に来たから」という理由。
その親友との手紙のやり取りの内容も、
ごくごく普通の20代の女の子…。
ロケを見る限りほかのゲストたちみたいな
カリスマ性はほぼないし
なんだか薄っぺらい内容だなぁと思っていたら
中盤のインタビューでこう答えている。

「あんまり変わりたくないって思ってるかなぁ。
 変わっちゃうと音楽も変わるし…、
 変わりたくないと思う…。
 なんでかってやっぱりその自分のその私生活が、
 その歌詞だったり、
 音作りにもう直結しちゃってるんですね。
 だから今まで書いてきたことも、
 今までやってきた音楽も、
 全部が、そこと直結してるから。」

なるほど…!!
西野カナさんは芸能人の友達もいない、
と答えている。
意識して芸能人にならないことで
みんなから支持されるんだな…。
っていうと失礼な言い方になるけど。
でも西野カナさんは
めちゃくちゃ息の長い歌姫だ。
少し前にトップを走っていた歌姫は、
倖田來未さんや浜崎あゆみさんなど。
バリバリ、カリスマ性のある人たちだった。
だけどその人たちより、
長く歌い続けているのは、
芸能人になり切ろうとしていない西野カナさん。
だからみんな好きになるんだろうなぁ。
少し不器用っぽいところとかも。