映画・小説の私感棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

FLUSH

ウミガメが来るくらい海がきれいなフロリダ諸島に住む少年ノアは、父がカジノ船を沈めた罪で留置所に入れられている。

しかし留置所の面会で父から、カジノ船を沈めた本当の理由を知らされる。

ノアは父が世間に知らしめたかったカジノ船の悪事を暴こうと動き出す…!

 

【ネタバレ】

 

大好きな「HOOT」を書いたカール・ハイアセンが作者なので購入した「FLUSH」!

 

全員キャラがたってて面白かったけど、特にガサツで暴力的な大女のシェリーがとても魅力的なキャラだった!

最初は主人公ノアでさえ、シェリーを嫌悪してたけど、だんだんいいやつ認識して終盤ではもはや頼れる大人として接していた。

あとビジュアルが大女っていうのも、なぞに姉御感が出てて好き。

 

終盤で出てくるノアとアビーのおじいちゃんもキャラがたってたな。

頬にM字の傷があって「老海賊」と比喩されるように、年寄りなのにめちゃくちゃ強いっていう。

 

活字なのに全員ビジュアルでもキャラたたせるの本当にすごい。

カール・ハイアセンに限らず、ティーン向けの小説は見た目の描写も多めで、しかもどこか少年漫画(または少女漫画)っぽいから読みやすいんだろうな。

 

「HOOT」がめちゃくちゃ好きだったのと、読み始めてテーマが「HOOT」っぽくて期待しすぎたので、読み終わるころには「あ、もう終わってしまった」って感じだった。

でもやっぱり海外のティーン向け小説は終わり方も安定感があって本当に好き。

誰も死なないし。

またこういう本読みたい!