映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

アバター

主演:サム・ワーシントン

両足を戦地で失った元海兵隊のジェイクは、
宇宙のパンドラという星で
その土地の鉱石目当てのため、
RDAに所属させられ、
現地民ナビにふんして、
コンタクトをとっていく…!!

最初は、両足を失い、
アバターに入ってナビになったジェイクが、
足が使えるのがうれしくなって、
周りの言うことも聞かず自分勝手な
行動をする姿にイラッとしたが、徐々に、
現地民側の思想になびいていくのが
よかった…!!
きっとジェイクは、
いろいろ姑息なことを
考えたりするタイプじゃなく、
ストレートに表現していくタイプなんやろう。
最終的には、人間VS現地民、
という戦争になったんだが、
いくら希少な鉱石でも、
あんなにたくさんの人間や現地民や
森の生き物が死んでいく必要って
あったんやろうか…!!
命より大切なものってある?
現地民が大切にしている木も家族も
何の事情も知らない人間たちが
焼き払い、
現地民たちの声を聞かない姿は、
今現在の地球のよう。

話はずれるけど、
例えば東京オリンピック
新国立競技場のデザインだって、
会見で隈氏が、
「環境に優しいものを追求し、
木を使うことで温もりを持たせた。」
とか言うたみたいやけど、それを作るのに、
どんだけの木を伐採すんのって思う。
実際は、
そこに住んでる動物の声を聞かず、
無慈悲に進んでいくブルドーザーやろ、何が、
「環境にやさしいもの」やねんって言うな。