映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

夜のピクニック

主演:多部未華子

夜中に全校生徒が歩くという歩行祭
高校三年生のたかこは、
同じクラスの西脇とおるのことが
気になっていて、歩行祭で…!!

恋愛感情ではないとおるへの思い…、
画的には歩いてるか休憩してるかだけ、
内面ではとおるをみつめ
険しい顔して葛藤だけ
(おそらくとおるになんて
話しかけるかとか
とおるは自分のことを
どう思ってるかとか考えてるんやと思う)、
2時間ずっとそれで
どこか省けるところがあるんちゃうか、
とか思ってしまったけど
最後二人話せたときは、
鳥肌がやばかった…。
淡々と同じようなエピソードが
積み重ねられたから、
観ててたかこに感情移入したし、
たかこととおるが話すというゴールに
感慨深いものがあったんかも…。
笑顔で話してる二人見て、
お互い素直になってたら
こんな回りくどいことなかったのに!!
って思ったけど、
余計なこといろいろ考えてしまうところが
きっと高校生やからなんやろうなァ…。

なんかこれ観て、スケットダンスの、
さすけゆうすけ兄弟思い出した。
読んでた当時は、
兄弟と分かったところで今までの
生活は変わらないんやし、
そこまで意識してしまうかなー、
って思ってたけど、
それは私が複雑な環境に身を
置いたことないからそう思ったんやろうな。