映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

エラゴン 遺志を継ぐもの

主演:エド・スペリーアス

農民の少年エラゴンは、
ひょんなことからドラゴンの卵をひろい、
ライダーとしてドラゴンの上に乗って
戦う運命に合う…!!

【ネタバレ】

ベストセラーの原作の作者が
映画の脚本もしてるのかな。
番組欄の説明を見ると。
ある脚本の本に、
映画や漫画など物語には二つの構成がある
と書いていて、一つは脚本の筋、
もう一つは雰囲気や役者などその他の要素。
雰囲気や役者などは
人の好みによって左右されるが、
脚本はしっかりしていたら誰もが好きになる、
と。
でも私的に脚本の筋がしっかりしてる
ありきたりな物語より、雰囲気や役者など、
サイドにこだわって製作してる物語のほうが
長く好きになる気がする。

そんなわけで今回のエラゴンは、
脚本は王道でしっかりしているけど、
特にこれといって秀でた個性もなく、
つまんないな、と思った映画…。
多分小説を映画にしてるからなんかな。
主人公が淡々と物語に進められてる印象。

主人公が何の苦労もなく魔法が使えたり、
初めからドラゴンとの絆が固かったり、
最強人物だった。
あと、熱血で決断を早くする男だから、
それでブロムも殺されたし、
あまり好きになれなかった…。

映画全体の景色はきれいだったな。
「グース」のような素朴で広大な景色や、
圧倒されるような山とか。
あとドラゴンのCGもすごかった。

下記、一応プロットを分けて書いてみる。
あってるかわからんけど…。

日常→狩りする主人公
事件→卵をひろう
決意→ドラゴンが生まれライダーになる決意
苦境→叔父が死ぬ
助け→元ライダーのブロムと出会う
成長・工夫→追手と戦い魔法が使える
転換→エラゴンに乗って広大な空を飛ぶ
試練→ブロムを無視してダーザに挑む
破滅→ブロムが殺される
契機→バーデンとつながるマータグと出会う
対決→アーガルと対決
排除→勝利
満足→ドラゴンもマータグも無事

…なんかカタカタがようけ出てて
あんまわからんかった。