夜遅くまで針仕事をしていた目が悪いおばあさん。
そんな夜中にメガネ売りが訪ねてきて…!
とってもおしゃれな本!
「月夜とめがね」という物語は、小川未明という人が書いた、随分昔からある物語。
私が読んだ「月夜とめがね」は、その物語にイラストレーターのげみさんがイラストを載せたもの。
装丁からもうときめく。
げみさんの静かできれいなイラストが、夜の情景や、琥珀のメガネによくあっていた。
文章では髪の長い女の子とあったけど、イラストはおかっぱだった。
その違和感を超えるくらい、げみさんのイラストは「月夜とめがね」の物語の魅力を引き出してたと思う。