映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

always 三丁目の夕日’64

主演:吉岡秀隆

茶川さんの連載の危機、
六ちゃんの恋…、
今度の三丁目は
オリンピックと重なって…!!

喧嘩や思い違いもするけど、
それぞれの人間を
ちゃんと描いてるから、
大事な試合観戦中に
陣痛起きたとき
みんなが試合観戦放棄して
助けてくれたり、
ほんまに悪い奴なんて
いなくて
みんなの人情の熱さと
つながりの強さに憧れた。
六ちゃんの嫁入り前
まじ泣きかけた。
街並みもすごかったなー。

優しさにあふれた映画。


【再鑑賞】

これに登場する男性陣は向上心が高くプライドの塊。
対して女性陣はトモエが、
六子に主婦をしながら勤務をすすめて、
「これからはそういう時代。」といったように、
目先のことじゃなくこれから先のこともぼんやり考えてる。
そして不器用な男性陣を何も言わず支えている…!!
しかし青森から上京して鈴木オートで働いてる
六子だけは、誰よりも働くし社長にはむかうし
男性的な面を持っている。
たぶん、always世界の女性陣の、「守る」母性より、
それこそ茶川の背水の陣じゃないけど、
一人で東京に出て稼がなきゃ、という男並みの
責任感があるからああいう性格になったんかな、と。
まぁ、あの街がいい街なのは確か。
私も、黙って話を聞いてくれるヒロミ姉さんに
話を聞いてもらいたいなァ。