春目覚めたムーミン谷の人たち、
もう旅から帰ってくるはずの
スナフキンの姿が見えず、
ムーミンは心配する…!!
今のところムーミンアニメで
一番好きなシーンが、
今回のムーミン谷へ急ぐスナフキンと
スナフキンにあこがれる名前のない
はい虫の会話。
あまりにスナフキンを崇拝しすぎる
はい虫に、スナフキンは、
「君、あんまり誰かを崇拝するのは、
自分の自由を失うことだよ。」
とはい虫に一喝。
はい虫はスナフキンの哲学に
称賛するが、その後も
スナフキンの冷たい態度に
しょんぼりして帰っていくはい虫。
その姿をじっと見つめるスナフキン。
ス「…君の名前だけどね!!」
は「…はっ、僕の名前!?」
ス「例えば…、ティー・ティー・ウー、
というのはどうだい…!?
ティー・ティー・ウー。
初めは明るく、
終わりは少し悲しそうに終わる…。」
は「ティー・ティー・ウー…。」
ス「そうだよ、ティー・ティー・ウー…。」
は「ティー・ティー・ウー…。
ティー・ティー・ウー…!!
ティー・ティー・ウー!!」
ス・は「「ティー・ティー・ウー、
ティー・ティー・ウー、
ティー・ティー・ウー、
ティー・ティー・ウー!!」
は「ヤッホーイ!!
素晴らしい名前だ、
ティー・ティー・ウー!!」
ス「ははは。」
は「はははは!!」
ス「戻って来いよ、
ティー・ティー・ウー。
もう少しおしゃべりをしよう。」
は「…はっ、うはー!!
僕、新しい家を作ります!!
そしてティー・ティー・ウーという
表札を付けます!!」
ス「それはいいね。
ところで、
さっき言ったことだけど…。」
は「へ…?」
ス「ほら、気が向かなければ
僕がムーミン谷へ
行かないかもしれない
って言ったこと…。」
は「あれは嘘なんでしょう?
僕がおしゃべりばかりしているので、
腹を立てて
わざと嘘を言ったんでしょう?」
ス「そうか…、
君にも分かったんだね…!!
今年は帰りが遅くなったんで、
ちょっと焦っているんだよ。
すぐにでも、
大好きなムーミンに会いたいのさ。」
…子供向けアニメやのに
心理描写しっかりしすぎやろ!!