ごちょう町に夏目の祖母レイコを
知ってるおばあさんが現れ、
夏目の小学生時代の知人が現れ、
ニャンコ先生が3つに分かれ、
少しずつ穏やかな日常が変化していく…、
「夏目友人帳」初の劇場版。
【ネタバレ】
最初いろんな設定がびゃーっと来るから、
「いつ物語が始まるの?」と
見ててしんどかったけど、
最後にはすべて伏線が回収されてすっきり。
3つに分かれて喋るニャンコ先生
かわいかったな。
感動系というより、ちょっとホラー気味な感じ?
それからテーマが深いというか、
生きるということ、
人やあやかしに対してどのように接していくか、
とか、普段のアニメでも夏目が悩んでることが
そのまま映画のテーマになってる感じ。
テーマ、
というほどわかりやすいものではないが、
夏目も、あのあやかしの存在を
どういう風に受け止めたらいいか
悩んでたと思う。
この設定も通常アニメと同じ感じだったかな。
あやかしはあやかしなりに、
自分はいちゃいけない存在なんだ、
と悩み苦しむところ。
すっごい複雑だなぁ。
私はアニメをしっかり
見ているわけではないので、
名取さんが出て以降の設定が
よくわからなかったけど、切なかったわ。
あやかしの話は、30分アニメで
もっと完結に感動的にできたと思う。
でも、
映画公開前の監督のインタビュー見てたら、
より深く複雑な、
ものを作りたい印象を受けたので、
あえてそうしたのかな…!!
ムクオのお母さんが作った切り絵
もっと見たかった。
すべてきれいだった。