水位があがり
家の中が浸水する度
家の上に家を増築する
おじいさんの話…!!
アカデミー賞受賞、
短編アニメ。
最初ナレーションなしで、
次にナレーションありで観た。
ナレーションなくても
誰が何をして何を思ってるか
わかるのがすごい!!
外国の絵本が動き出すような
大人のアニメーション。
【再視聴・ネタバレ】
今も地球のどこかで水位が上がって“自分の故郷が消える”という現象が起こっているのかと思うと切なくなった。
NHKとかで定期的にこのアニメ流したほうがいいんじゃないかな…。
アニメの放送12分3秒間、まったくセリフなしでキャラクターが何をしているのか伝わってくるのがすごい。
主人公がパイプたばこを落としてもうなくしたのについくせで本来たばこがある口元の位置に手をやり気づいて、しばらくその手見つめてるの切ない。
普通何か気づいた時って「あ」と言ったりマンガだと「!」という表現をするのに。
ストーリー的には謎が多い終わり方だった。
結局主人公の家族は水かさが増していないほかの場所に移り住んでるのかな。
主人公は思い出の場所に固執して一人で生きてるという感じ?
主人公の頑固そうな表情と近藤さんの音楽も相まって終始切なかったわ。