映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

劇場版 MAJOR 友情の一級

福岡に移籍した茂野選手の息子で
小学5年生の吾郎は、
新しく「博多南リトル」という少年野球の
チームに入団するが…!!

母親も父親も血がつながっておらず、
新しく二人の子どもができると知って、
さみしさから両親に八つ当たりする吾郎…。
吾郎も人間の子だな、とかわいく思えた。

後半、ほかのピッチャーより
吾郎に頼った方がいいのわかるが、
監督は吾郎が肩を壊していて
投げてはいけないの知っているのに
親に連絡もせず吾郎の、「投げれるから!!」
という熱い思いだけで投げさせ続けるのが
すごく腹立った。
大事なことなのに子どもの判断で決めるなよ。
管理者としてどうなん。
吾郎のことだから、
親に連絡し監督・親に反対されたところで
投げてると思うけど。
それなら別にいい。
もうだれも止められないから。
だけどその工程も踏まず、
吾郎がフラフラになってて、頑張れー!!
って感動系に持っていくのにも腹が立った…。
応援してるチームメイトは悪くないよ。
チームメイトなんだから。
マジであの監督は軽率。
最初から強さ重視の腹グロだったしな。

EDのプロ野球選手からの言葉たち、
よかったなー。
しかも豪華。
藤川球児選手、
「吾郎は『仕方ない』じゃなく『何とかしよう』と、
 壁に当たっても前向きですごい。」って、
本当に吾郎は少年漫画の
主人公であるべき人物だな、
と再確認させられた。