田舎に転校してきた女子高生の主人公は、
何かをなくした、と、ゆめみの駅にある
遺失物係へ一週間通い…!!
不思議な世界観の話。
月から日まで、一日ひとつ、
係の人が顔が見えない受付越しから、
物語を話してくれる。
そして主人公が、
これは自分が落とした物語か、判断する。
物語を渡す、落とす、
というのがよくわからなかった。
そこらへん深く知りたかったけど、
謎のままでもいいのかな。
すべてが謎だから、
独特の空気感が出てたのかな。
あとがきのほうが面白かった。
なくす、というのはものであったり人であったり。
「なくした分だけ生み出していけばいい。」
というのが、本編のテーマだったらしい。
あまりわからなかったけど、
こういう実験的に作られた物語も
たまには面白いな、と思った。