映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

犬夜叉完結編 1~12話

奈落を追う犬夜叉一行、そして奈落の分身である神楽のさいごは…!!



【ネタバレ】

犬夜叉完結編。
神楽の最期が悲しい…。
奈落の分身として生まれた神楽だけど、いつか自由の身になるという目標を持っていた。
しかしかなうことはなかった。
奈落の手によって一度解放されるが、そのまま毒を注入され、瀕死の状態になり一人に。
本当に奈落は嫌味な殺し方をする。
その人の望んでいるものを一度手に入れさせ、直後に地獄に落とすということをよくする。

死ぬ直前の神楽の前に現れたのは、自分の意志で神楽の様子を見に来た殺生丸
恋心か別の情か、神楽にとって殺生丸は何か特別な存在であったことは間違いない。
だから消える直前は、笑顔だった…。
奈落は神楽をすべてわかっていたつもりだったかもしれないけど、神楽の気持ちは神楽のもの。
誰にも支配されることはない。
ほんの少しでも幸せを感じて逝ってくれてよかった。

犬夜叉」の中で一番このシーンが好きかも。
超切なくて辛いけど、絵としてもとてもきれい。
琥珀を逃がしたあたりから神楽株めちゃくちゃ上がってたので、応援しまくってたのにな。


単発ギャグへんのキツネ妖怪テスト回も好き。
七宝が主役回は、奈落を追うシリアス回の癒し。
安定のギャグで笑える。
弥勒と珊瑚もかわいかった。