主演:山田涼介
敦也たち青年の3人は強盗をおかし逃げた先の空き家である雑貨店で身をひそめる。
雑貨店の外から手紙が投函され、3人はそれを読むがそれは1980年のもので30年以上前のものだった…!!
【ネタバレ】
原作が長いのか、いろいろ詰めすぎてる印象。
「あの人あれからどうなった?」というのが多かった。
ラストシーンも着地はせず、青年たちと女社長がこれから対峙するというところで終わっている。
EDで青年たちの未来が見えたから、ハッピーエンドだなとほっとしたけども。
青年たちと女社長がどのような話をしたのか見たかった。
結局店主もどのタイミングで死んだのかわからずじまいだった…。
店主の息子が実際ネットにナミヤ雑貨が復活することを告知する様子も見たかった。
店主の遺言書に書いてあったから、息子がきっとしたのだろう、と思うけど、そういう視聴者の想像力にゆだねるところが多かったかな。
こことここがつながるのかという感動はとても大きかった。
役者の演技がうまいということもあり、泣き顔はすべて感情が伝わってきた。
青年3人が30年前の手紙の返事を書いたミュージシャンの話つらかったな。
ミュージシャンは手紙のやり取りをして数年後、施設の慰問で演奏に行くがたまたま火事になり男の子を助けて死んでいく。
助けられた男の子の姉が火事の時歌ってくれたミュージシャンの歌を歌い、その歌をそばで聞いていた3人の青年…。
つながり方に鳥肌。
いろいろなぞは残ったが、とても見ごたえのある映画だった。