映画「紅桜」篇がヒットしたことにより次の映画予告も放送した209話、
一人の女の子によってかぶき町4つの勢力が崩れていく210~215話。
【ネタバレ】
209話アニメとしてひどかったけどどういうことだろ。
もともと用意していたけど差し替えなきゃいけなくなって急遽作ったとか?
シーズンのとても中途半端なところで、すごい変なの持ってくるやんと思った。
あれを放送するくらいだったら、割と詰め詰めだったさっちゃんの眼鏡の話を3話に分けてやってほしかったくらい。
まぁでもこの放送が許されるのが銀魂か…、と納得させてしまうアニメ銀魂はやっぱりすごいか。
ずっとみ見たかった、四天王篇を見れてよかった。
長編で一番好きかも。
銀さんがお登勢さんを大事にしてるシーンを見るとグッとくる。
めちゃくちゃ孝行男子というか、マザコンというか。
お登勢さん傷つけられたら本当に夜叉みたいにぶちぎれていた。
銀さんとキャサリンのけんかも印象的。
お登勢さんがやられ、戦争が本格化しそうになって銀さんは、神楽、新八、キャサリン、たまに、かぶき町を出ろという。
キャサリンはそんな弱腰な銀さんの胸倉をつかみ、壁に押しやって叫ぶ。
キ「テメェ!!オ登勢サンコンナマネサレテ、店マデツブサレテ!!シッポ巻イテ逃ゲルツモリカァァ!!」
銀「戦えってのか?冗談よせよ。次郎長一人でもこのざまだってのに…。」
キ「オ前ガソンナタマカヨォォ!!アホノ坂田ァァ!!出テクナラ!!テメェダケ出テイキナ!!私ハ!!私ハァァ!!」
銀「ババァが何で一人で行ったかわかるか?」
キ「ンッ!?」
銀「俺たち…、護るためだよ…!!それでも死にてぇんなら、勝手に残って勝手に死にな。どうせ万事屋もババァの店もたたむんだ。もう俺たちァ赤の他人。それぞれ好きにやりゃあいい。俺も好き勝手やらせてもらうぜ。」
…銀さんがキャサリンやたまを赤の他人と思っていなかったのがやっぱりうれしかったな。
ピラ子の心境も切なかった。
かぶき町をめちゃくちゃにしてまで、お父さんに見てほしい、という。
ある意味子どもらしい、ストレートなわがまま。
ラストのED「サムライハート」の演出も鳥肌だった。
ED後の次郎長とピラ子の再会も…。
かぶき町の話だから、真選組や桂が出てこなかったのも良かった。
天人とか攘夷とかではなく、かぶき町という一つの街の問題。
だから、出てくるのは、やくざやおかまやキャバ嬢やホストなど侍ではない人ばかり。
かぶき町に住む人たちが、争っていた。
狂死郎がおかま軍団切っていくの面白かった。
ロボット引き連れてくる源外も戦力高すぎて笑った。
でもさすがにピラ子にはすぐ切られてた。
結局春雨がかかわっていたので一つの街の問題では終わらなかった。
だけど、かぶき町住民が街を愛する気持ちをすごく知れて面白かった。
職業やついていく頭は違っても、みんなかぶき町という街が好きだった。