金閣寺好きの父のつてで金閣寺に奉公にきた溝口は戦争をきっかけに「金閣寺も自分と同じく焼ける可能性がある」と美しさを認識する。
その後女性と関係を持つ機会に何度か合うも、金閣寺が幻として出てきて、溝口は金閣寺を焼く決意をする。
難しすぎて友達やネットの意見をまとめる。
溝口は、
・病気の父
・理想を押し付けてくる母
・吃音という障害
・学校でのいじめ、疎外感
・初恋の女性の死
・戦争
・参拝の金で遊ぶ住職
・障害を持つ哲学的な友人
・光のような友人の死の理由
と、様々な闇に取り巻かれ生きていた。
だから、素直で幸せな考え方ができないのかなと思った。
またこの話は実際戦後に行われた「金閣寺放火事件」を参考にしてると言われている。
戦後は、戦前に抱いていた天皇が偉いと言う価値観が崩れ、無秩序な事件が多発したらしい。
小説「金閣寺」内で金閣寺が焼かれたのも戦後だから、溝口の価値観もそういう背景込みでも変わっていったのかもしれない。