水族館に遊びに来たコナンと博士と少年探偵団は、身なりがぼろぼろで記憶を失った若い女性を発見する。
コナンたちは女性の記憶が戻るよう水族館のパーク内を遊んで回るが、コナンと灰原は女性が『黒ずくめの組織』のNo.2のラムではないかと疑い始め…!
【ネタバレ】
面白かった!
今回の見どころは『黒ずくめの組織』を追うFBIの赤井さんと公安の安室さんのやり取りなのかな。
私はあんまり「名探偵コナン」のことを理解してなくて、なぜこの二つの組織は『黒ずくめの組織』という敵は同じなのに敵対しあっているのかもわからなかった。
そこでネットで調べたらFBIと公安の仲が悪いのではなく、FBIの赤井さんと公安の安室さんの仲が悪いよう。
仲が悪いというか、安室さんが一方的に赤井さんを嫌っている。
過去に安室さんには大切な幼馴染の男がいてその幼馴染は安室さん同様『黒ずくめの組織』のスパイをしていたが、自殺に追い込まれていた。
自殺間際の場に赤井さんもいて、いったんは自殺を止めたけど足音が聞こえてきてそれが組織の人間だと思った幼馴染の男は自殺した。
しかしそれは安室さんの足音で、赤井さんは安室さんに「俺が殺した」とうそをついた。
なぜ赤井さんはうそをついたのか…、赤井自身の保身のため、組織に自殺として処理されないため(情報など詳しく暴かれるから)、安室をかばうため、などいろいろ考察があった。
安室さんは幼馴染が自殺したのは見抜いてたけど、なぜ赤井ほどの人間が自殺を止められなかったのかと、そこから赤井さんへの怒りがあるらしい。
…辛いな。
安室さんいつか真実を知った時かわいそう…。
この設定を知ったうえで、今年のコナン映画、「ハロウィンの花嫁」をみたかった…。
今回の映画のゲストキャラは『黒ずくめの組織』のキュラソーという女性で、組織内ではスパイを発見しラムに報告するという仕事をしていた。
しかし約7分に及ぶカーアクションの末安室さんと赤井さんに追い詰められ記憶をなくし、少年探偵団と出会い普通の穏やかな女性として子どもたちと過ごす。
いつの間にか子どもたちのことを大切に想うようになり、記憶が戻った後も組織を裏切り子どもたちを命を懸けて守って帰らぬ人となった。
ONE PIECEのウタでも感じたけど、長編アニメの映画のゲストキャラのこういう結末辛いわ。
中盤から結末見えるけど…。
でも話自体わかりやすかったし面白かったです。
すごい女優だけにアフレコ下手なの何かギャップだな…。