映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

うる星やつら 19~23話

面堂家の家宝であるタコが逃げ出す話、宇宙人のラムとテンちゃんが梅干しを食べて酔っぱらってしまう話。

弁天がいつも身に着けている鎖が盗まれる話、了子が兄の面堂の藁人形を作り好き勝手遊ぶ話など…。

 

 

面堂のタコが逃げ出して密林に入ってみんなが探しに行く話、漫画で覚えてるなぁ。

竜ちゃんの両手両足が巨大タコにつかまって、別の足でシャツを上から下へ引っ張っぱられて、胸元見えるシーン覚えてる。笑

クラスメイトの男子どもが心の中で巨大タコを応援しだすの笑う。

竜ちゃんはセクシー路線で行ってないからこういうお色気展開は余計貴重感がする。

…いや、結構好きかってやられてるか…?

 

なんかこう改めてうる星やつらを見てみると、コンプラにうるさい令和によくぞ放送できたなというキャラが多かった。

特にあたるたちの担任、「温泉マーク」よ。

温泉マークが、梅干しでラムの酔っぱらってる姿を見て、「誰かが酒を持ってきているだろ!」と勘違いしクラスメイトへの持ち物チェックを急遽行うところから今の時代ちょっとやばい。

 

「酒が出なかったらどうしうてくれる」

「詫びを入れてくれるんだろうなぁ?」

「さっ、酒が出てきたらどうすんだ!?おぉ!?」

「そん時は裸踊りでもやってやるわい!」

「はっ、裸踊りだな!?約束だぞ!?こんにゃろぉ!!」

 

何の根拠もなく生徒を疑うだけでなく、酒が出てきたときのバツとしてなんの関係もない裸踊りの約束を取り付ける温泉マーク…。

しばらくして、チェリーの事故でラムが酒を手にして教室内に入った。

 

「あぁ!!あああああ!!酒!酒ぇ!!やったー!!やったーーーー!!!」

 

自分の勝ちだとラムの酒をもってうれしそうに騒ぎまくる温泉マーク。

いやアウトやろww

そういう意味含めて放送されてるのが面白かった。

スタッフも作ってるときいろいろ思ったんじゃないかな…。

放送しきった勇気がすごい。

あたるの部屋に三角のタペストリーが飾られてたり、弁天にビデオテープが渡されてたり、世界観が最後まで昭和なの本当にうれしかったわ。

 

最初違和感だったランちゃんとテンちゃんの関西弁も回を重ねるごとに違和感なく楽しめた。

 

最後のシーンのサントラ、「ラムのラブソング」が歌詞付きで流れて鳥肌立った。

うれしかったな。

次の放送は2024年。

また2クールあるらしい。

絶対見る!!