叔父の早雲が金曜俱楽部の新メンバーに迎え入れられ、矢三郎は、同族の狸を食べる予定の早雲にさらに怒りがわく。
しかし寿老人と弁天に気に入られた矢三郎は、寿老人が早雲を脱退させて金曜俱楽部の新メンバーとして入れられる。
【ネタばれ】
自分勝手な狸愛を語る、人間の淀川先生が相変わらずいい味出して好き。
愛ゆえ食べる、と主張していたかと思えば、愛ゆえ食べないからあんたたちも食べるな、と考えを押し付けたり。
そりゃほかの金曜俱楽部のメンバーもあきれるし相手にせんわ。
人間も変な奴しか出てこないなぁ。
でも狸目線で進むこのストーリーには、淀川先生すごくいい人。
けどほかの金曜倶楽部のメンバー曰く、「誰よりも狸鍋を食べていた」。
笑うw
死んだと思っていた早雲が自分の長男の呉一郎に化けていた。
なぜにおいに敏感な狸たちをだませていたのかと思ったけど、今思えば同じ夷川家だからにおい同じだったんだろうな。
最終早雲と天満屋が地獄絵に連れていかれるの怖い。
しぶといあの二人が連れていかれるって、よっぽど怖いところなんだろうな…。
矢三郎が地獄絵に入っていたときはたまたま弁天に出してもらったけど、きっと特別だったんだろう…。
まだ原作3巻出てないけど、きっと二人は再登場するんだろうな。
矢三郎と星蘭の関係がかわいい。
本人同士はいつもいがみ合っている。
元いいなずけで解消されて、またいいなずけになるのではないか、という距離感。
目の見えないおばあさん狸に二人は夫婦なのかと聞かれ、星蘭は否定するが矢三郎は否定しない。
矢「ま、いずれ夫婦になるよ。」
星「!!」
矢「いいなずけだから。」
かわいい。