個人輸入商を営む井之頭五郎は一人でおいしいものを食べるのが大好き。
仕事の合間や終わりに気になる店があればそのまま入り店内や客の雰囲気を見てどう注文しようか迷い出てきた食事を楽しむ…!
初めて見たけど面白かった。
1話ごとに話が終わるのでどこから見ても楽しい。
話に出てくる店は実際にあるのでドラマ内の町も本当にあるもの。
私的に「この店には入らんな…」というきれいではない外観の店でも五郎さんは入っていくので、「こういう店なんだ」と疑似体験ができる。
やたらメニューの多い定食屋とか、文鎮で換気扇のスイッチを押す焼き肉屋とか、美術や設定ではなくすべて本当のものと思えばなんか人間味があっていとおしさを感じる。
五郎さんの食事の感想やドラマ内のメニューの説明文に、おやじギャグが入っているのも、おっさんたちが作っているドラマなのかな…、と想像してほっこりする。
各話が終わってからの漫画原作者の久住先生がモデルの店に赴き食事するロケも好き。
おしゃべりがお上手というのもあるし、店員がドラマの役者と雰囲気一緒なので答え合わせを見ているようで面白い。