映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

銀魂 237~242話

真選組が将軍をスキーに連れて行く237.238話、銀さんが一夜に6人と寝たため責任を取る239.240話、ホスト高天原がピンチのため万事屋や真選組がホストになる241.242話。

 

【ネタバレ】

 

初期に比べこのころ下ネタすごいな…。

毎話下ネタぶっこまれてる気がする…。

 

将軍をスキーに連れて行くがみんなで遭難してしまう話笑った。

万事屋(+お妙さん)と真選組が協力しないといけない状況なのに争ってるのはよくある構図だけど、その中に桂がいるっていうのがとても違和感。

沖田が普通のテンションで、「桂」って言うてるのが違和感しかない。

普段だとこんな近距離で桂がいたら、即行捕まえるやろうからな。

でも桂と近藤は初期からお互いの存在知らずたびたび意気投合してるから、実際は気が合うはず。

さらば真選組篇でも、お互いの命を預けて戦ってて良いコンビだったし。

将軍の丸出しの股間を、銀さん、土方、近藤、桂の大人の男四人で押し付けあってるの爆笑した。

その直前に、将軍の股間を土方に押し付ける銀さん、近藤、桂の団結力も笑った。

阿保しかおらん。

毎回思うけど、なんで将軍はされるがままなの。

 

銀さんが6人と寝た話はよく放送したなと思ったけど、ほんま笑ったわ。

酔いつぶれて目覚めた直後銀さんは裸で布団をめくると横には裸のお登勢さんがいた。

その後の銀さんの行動も爆笑した。

 

銀さんが布団めくる前、横に眠っている人が、「知り合いだけは避けてくれ。」って願ってたけど、銀さんはちょいちょい知り合いと男女関係になりたくなさそうな感じを醸し出している気がする。

女好きな発言してるのに近い関係の女性には性的なセクハラ発言をしない。

お妙や久兵衛にも優しいし、酔って色仕掛けしてくる月夜をちょっと引きながらも気遣ったりしてた。

その後の人間関係でめんどくさくなりたくないんかなと思った。

 

 

銀さんと6人でデートのシーン、久兵衛だけ保護者(東条)付きでちょっと引いたけど、久兵衛が本当にデートするときが来れば、東条は来ないと信じてる。

ラストの空気銀さんをぼこぼこにしてるお妙さんの顔何回見ても笑うわ。

 

銀さんがべろべろに酔った前日の5次会で、お登勢さんたち女性メンバーと全蔵が、「こいつをだましてやろう。」って団結してるのかと思ったらまた笑えて来る。

全蔵が、「複数の女と寝たことにしてやろうw」と言い出してそう。

「キャバクラの姉ちゃんと吉原の姉ちゃんと…、眼帯のあんた。猿飛もいっとけ。この際婆さんもいっとくか。」みたいに、みんなも酔ってるから悪ふざけがでかくなって、「よし、男も混ぜとこう!w」となり6人いってそう。

めっちゃ作戦会議楽しそう。

長谷川さんだけ本当なのはみんな知らなさそうやけどどうやろ。

 

 ホストの話は、土方と沖田のホスト姿がかっこよかった。

 スーツ姿で口説き文句言ってるのは新鮮すぎる。

 

 

 

銀魂 230~236話

万事屋が携帯電話を持ちメールする230話、銀さんと土方が懇意にしていた定食屋の親父が亡くなった231話、桂のもとからエリザベスが突然消えた232~236話。

 

【ネタバレ】

 

エリザベスの蓮蓬篇、漫画では文字が多すぎて展開をあまり理解していなかったけど、アニメを見て話についていけた。

すごい笑ったし面白かった。

 

アニメ出だしで、「このキャプションも放送前日に書いている、事情わかってくれ」みたいな文字流れたので、蓮舫議員パロディで苦情来たんだろうな。

本編で蓮舫議員が出てるシーン、雑に画面真っ黒に処理されてて笑ってしまった。

画面全部真っ黒なシーンもあったから、急いで消したんだろうなって思った。

 

陸奥が働く女の鑑すぎた。

 

①【上司が自分の仕事を進めるため自分が上司の代わりに取引の仕事をする】

上司の坂本は地球を侵略しようとする蓮蓬を知るためエリザベスに化け艦隊を探る。

その間陸奥は時間を稼ぐため蓮蓬のリーダーとの大切な取引を任される。

②【上司がいなくても自分の判断で動き指揮を執る】

「宇宙での商いは規格外、どこぞの巨大星人と商いをするやも」と思っていた陸奥は自分の判断で会社(船)を勝手に巨大ロボットに改造していた。

その判断と指揮のおかげで蓮蓬に勝つことができた。

③【上司や社外のおっさんのセクハラ発言をうまくいなす】

銀「お前俺のこし使い見たことあんのか!!恥骨砕いてやろーか!!」

坂「なんじゃ 合流して小作りか お前と合体なぞごめん被るぜよ」

陸奥はそんなつもりで話していないのに常に下ネタ変換する馬鹿ども。

そんな数々のセクハラ発言にも表情一つ変えず流し、自分がやるべき仕事を淡々とする。

 

とりあえず陸奥がかっこよくて好きになった。

眼が大きく美人だし、低い声も威厳があってとてもいい!

確か陸奥ってお父さんがやみ商売のトップとかで陸奥自身もすごいできる人なんだったっけ。

うろ覚えだけど。

でもほんまにどこでもやっていける人だなと思ったわ。

補佐よりリーダーの方が向いてそう。

 

ヘルプエリザベスはいなくなってしまったけど、レギュラーエリザベスは残ることに。

レギュラーエリザベスも結局、地球侵略するために連蓬から派遣されてたんやでな。

地球に来て桂と親しくなって、もともと地球を襲うつもりはなかったんだろうか。

そこあいまいでわからんかった。

 

銀魂ってそういう、ノリで乗り切ろうとするシーンが割とあるかな。

宇宙で戦うとき、無重力のはずなのに銀さん普通に木刀振り回して戦ってるのも違和感ありまくりだった。

 

万事屋が携帯電話を持ってメールする230話も、アドレス交換してないのに九兵衛とかからメール着たりとか。

デスキャンサー、妻の携帯取り返しに来ただけなのになんで3つ携帯持ってたの、とか。

あと、普通に銀さん「万事屋銀ちゃん」の代表なのだからメールできる環境くらいあったほうがいいんじゃないのと思った。

まぁ、メールなくても今までやってこれたのだから別にいいんだろうけども。

 

いろいろ突っ込みだしたらきりがないか…。

ギャグじゃなく話の本筋で違和感あったらどうしてもそれがずっと気になってしまうわ。

 

まぁ面白いから見続けるけども。

 

銀魂 223~229話

桂が松平邸に家政婦として潜入捜査する223話、銀さんが手に入れてしまった「呪いのブルーレイ」224話、監獄から手紙を出すじいさんと鬼看守の関係225~227話、新八がはまった恋愛ゲームに参戦する銀さん228.229話。

 

【ネタバレ】 

 

223話のエヅラ子の話が秀逸。

 

攘夷志士の桂は警察庁長官の松平を失脚させようと家政婦として松平邸に潜り込む。

松平家での松平はたくさんの兵を動かしているときの威厳はなく、たらいで自分のパンツのうん筋を取る情けないおっさんだった。

さらに、妻や娘にも邪見にされるため、松平はまたキャバクラなどに遊びに出かける。

そしてまた家庭での居場所はなく情けないおっさんに成り下がってしまう。

そんな姿を見た桂は、「父とは?いったい何のために闘い続けているのだろう?」と思いだし、松平を失脚させようとするより、父娘の仲を取り持つような手助けをし始める。

娘の誕生パーティーで娘のピンチに駆けつける警察庁長官の松平。

 

「クソつけたパンツくらい…、てめぇで洗いあがれ!!」

 

松平はこう叫んで敵を殴りつけた。

自分のうんこついたパンツ事情と、敵のうんこついたパンツ事情がこれまでのエピソードで展開されていたからこそのキメゼリフ。

ていうか敵が逮捕されるときパンツかぶらされてるの笑った。

逮捕はされてもパンツをかぶる必要はないやろ。

 

最終的に、「父とは?」の回答を見れた桂…、そして視聴者の私。

桂のモノローグが入る。

 

『俺は確かにこの目で見た。背中合わせではあるが、確かにつながる父と娘のきずなを。そして、天下のクソオヤジの威厳を。』

 

桂は松平邸から去るが、松平は相変わらず自分のパンツのうん筋を取っている。

うん筋を取っているが、「父とは?」の答えをもう視聴者も知ったので、松平の背中は情けないけど、情けなく見えない。

 

こういう終わり方スキ。

状況はほとんど変わってないけど、話丸々見せたことによって、ラストの感じ方変わる、というもの。

少年漫画や少女漫画など小さい子ども相手の物語なら、主人公がいてこう変化した、とわかりやい変化がある。

しかしこの物語は、わかりやすい変化はなく、わかりにくい変化をわかりやすく表現させている。

こういう大人向けのこじゃれた表現とても好き。

情けないところもリアルだし。

この時のEDも良かったな。

この時期のED映像は、1か所、その話にまつわるイラストが描かれる。

エヅラ子回は、娘のパンツと父のパンツを一緒に干した物干しざおを、娘の栗子がそれを見ている、という絵。

可愛いし素敵だった。

 

新八がはまった恋愛ゲームの話、すごかったないろいろと。

バーチャルとはいえ、女性に裸ペイントし動物園のおりにぶち込み動物と同じお茶を与える沖田。

一回精神病院行った方がいいんじゃないかと心配になるわ。

人をこんなに辱めて満たされるって何。

さいころから親がいないからか、姉を失ったからか、人を殺しまくっているからか…。

沖田がこんなにドエスな理由が単純に知りたい。

まぁ、そんな頭おかしい性癖含め爆笑したからいいんやけども。

 

銀魂キャラってほぼ全員、嫌われるぎりぎりのゾーンついてくるな。

実際おったら絶対かかわらんけどいざっていうときみんなめっちゃかっこいいから結局みんなめっちゃスキ、みたいな。

まぁ、結局みんなスキ。

 

 

銀魂2 ー世にも奇妙な銀魂ちゃんー

主演:小栗旬

 

宇宙からの天人が襲来した江戸に住む坂田銀時が主人公の漫画「銀魂」…。

銀時とその周りの日常を実写化、「眠れないアル篇」「土方禁煙篇」「いくつになっても歯医者はイヤ篇」。

 

 

動乱編はアクションがとても迫力があってかっこよかったけども、ギャグ3本は微妙だった。

 

銀魂キャラが焦ったり突っ込んだりするとき特有の、「オ”イ”イ”イ”イ”!!!」ってセリフが、「オイーーーー!!!!」になってて、見てて気持ちが入っていけなかった。

具体的に言うと、歯医者の時の銀さんと土方さんのモノローグ。

「オ”イ”イ”イ”イ”!!!」の方が、焦ってんだなってすごく伝わってくる。

でも実写は「オイーーーー!!」って言ってて、「あぁ、『オ”イ”イ”イ”イ”!!!』って言いたいんだな。」と思って興ざめしてしまった。

やっぱり声優ってすごいわ。

 

あと福田監督特有のギャグの間。

ヨシヒコはとても好きだけど、銀魂のスピード感ある時のギャグに間はいらんやろって思った。

ボケ終わると同時にツッコミはいる、みたいなスピード感がない。

実写の土方さんと銀さんのツッコミがあまり好きじゃないのかもしれない。

歯医者とズルズルボールが面白くなかったな。

 

実写と原作は別物と割り切ったらいいんだけども、あそこまで世界観を原作に寄せてるので、やっぱり登場人物も、3次元という目で見てしまう。

 

神楽の話は、神楽のイントネーションがアニメとほぼ同じで、入り込みやすくて面白かった。

 

神楽、沖田、さっちゃん、マダオがメインの話実写みたいな。

すごい組み合わせだし短編ギャグでパッと思いつかんけど。

 

幸せのちから

主演:ウィル・スミス

 

妻子がいるクリス・ガードナーは医療器具の販売をしているがうまくいかない。

ある日、高級車に乗った幸せそうな男に職業を尋ね、自分もその一流証券会社で働こうと動き出す。

 

【ネタバレ】

 

夫婦喧嘩、税金や家賃の督促、ホームレス、逮捕など、とてもしんどい場面ばかりだった。

なのでさいごインターンの社員採用が決まって主人公のクリスが泣いた時、報われたのがうれしくてとても鳥肌が立った。

さいごまで見てよかった、と。

 

実話なので、モデルのクリス生い立ちも調べてみた。

実話は、証券会社のインターンに入る前に、話しかけたフェラーリ男をきっかけに証券会社に入社の話が出ていた。

しかしクリスを採用したマネージャーはその前の週にクビになっており採用もなくなったという。

さらに、ホームレス期間は1年間だと。

 

映画の方がシンプルに作られてると思った。

テーマが、息子のために戦う父、だったのかな。

 

 

ペット

ニューヨークで住む一人暮らしの女性ケイティに大事に飼われている小型犬のマックス。

ある日、ケイティは保健所からデュークという大型犬を連れて帰ってくる…!!

 

【ネタバレ】

 

明るくなる良い映画だったけど、どうしても「トイ・ストーリー」とかぶらせてみてしまう…。

この映画の話の筋としては、「友達を救う」だと思うけど、マックスもデュークも、飼い主との関係をとても気にしている。

デュークが以前の飼い主のところへ訪れるがもういなくて喪失感に襲われるという場面も、「トイ・ストーリー」で見たな、みたいな。

トイ・ストーリー」は徹底的に人間にばれないようにおもちゃたちは動いている。

しかしこの映画は動物たちがタクシーを運転してるのも街の人に見られていたり、設定より「ノリ」重視で描かれていることが多いように感じた。

だからなんか、明るくはなれるけど何か心に響くものはなかったかな。

 

マックスに恋する白い犬のギジェットがとてもかわいかった。

声優(沢城みゆきさん)の力なんだろうけど、かわいい声で子どもみたいな声にになるところが良かった。

 

 

 

 

銀魂 217~222話

万事屋がバイトするプールに現れた将軍(217話)、一杯のかにをめぐって争う万事屋(218話)、神楽が出会った殴られ屋というおっさん(219話)、茶吉尼族に江戸の銭湯を教える万事屋と真選組(220話)、九兵衛が将軍家から預かった猿の名前を決める万事屋たち(221.222話)

1~2話完結のギャグ。

 

 

 

このころの話が平和で面白くて好きだな。

やっぱり銀魂は重い話より1話完結ギャグが良い。

重い話があるから、平和なギャグをより楽しめるのかもしれないけど。

 

【ネタバレ】

 

九兵衛が将軍家から預かった猿"寿限無”の話がとても好き。

猿が逃げ出し、捕獲に協力してもらうよう銀さんが知り合いに片っ端に電話するが、猿の名前が長すぎてなかなか相手に伝わらない。

伝えられない銀さんに変わり、新八が伝えるも、やっぱり伝わらずイライラしだす。

 

「いやだから違うんです 『めだかかずのここえだめめだか』です!! …いやそうですけどこれはさっきのめだかとは違うめだかで… 違います 『ぺ』が一個足りません ぺぺぺぺぺ… って伝わるかァァァァァァ!!」

 

ここで電話ぶち壊すの声出して笑ったわ。

さらに猿の名前の中に新八のうんこがついてるついてないの情報が入っているため、

 

「ほとんど僕のパンツにうんこついてた連絡網じゃねーかァァァ!!つーかこんな長ェ名前正確に伝えられるわけねーだろ!!」

 

って叫びだす。

めっちゃ笑った。

原作が面白いのももちろんだけど、声優の力ってすごいわほんま。

普段丁寧なしゃべり方の新八が切れたりツッコミするとき言葉汚くなるのもすごい笑う。

 

あと電話した順番。

銀さんの仲良し度と猿を捕まえてくれるという信頼度が反映されてるんだろうな。

桂→長谷川→沖田→月夜

桂に一番に電話かけたのがうれしかったり、長谷川さんに猿の捕獲期待してるのが笑えたり。

さっちゃんに早い段階で電話かけてあげたりよと思ったり。

 

銭湯の話も笑った。

茶吉尼族がいたいたしくてかわいそうだけどな。

万事屋と真選組が足引っ張り合う系の話ははずれないわ。

さいご勘のいい沖田は走って逃げだそうとするが、滑って転んでしまう。

普段イケメンなのに、ここダサくて本当好き。

ED、ガンガン「神田川」流してて、そこも笑った。

 

十二人の死にたい子どもたち

主演:杉咲花

 

自殺の意思がある十一人の少年少女たちが、実行するために廃病院に集められた。

主催者含め十二人で死ぬつもりだったが、会場にはすでに一人の死体があり、この死体が何なのか解決するまで自殺の実行はしないということになり…!!

 

【ネタバレ】

役者の演技と脚本と演出がとても良い映画。

舞台は廃病院だけで、登場人物も12人(+1人)だけなのに、二時間飽きさせない映画!!

面白かった。

ホラーっぽいカメラワークや間と、人物の表情の間。

間のタイミングや表情がとても良いので、すごくドキドキしながら見た。

緊迫した登場人物の中に、ギャルの女の子がとてもかわいく、癒しだった。

 

さいごが少し物足りなかったかも。

みんなと時を共有するにつれて生きる意志を持ったっていうのももちろんわかるけど、全員その意志持たなくてよくない?

そこまでハッピーエンドにしたいの?

アンリとメイコは死にたい意志固そうだったので、死んでほしかったというか。

もうちょっと生々しさ欲しかったかも。

こんなハッピーエンドで終わられたら、本気で死にたいと思ってる人に失礼と思ってしまった。

アンリは、「次も参加するわ。」という本気で死にたい意味の言葉を残してその場を去ったけど、本当に死にたかったら一人で自殺できるだろ、と思って。

少なくとも、『次回』まで生きる気満々。

 

 

 

ソーイング・ビー2 17~最終話

イギリス中から集められた裁縫自慢10人、3つの課題をこなすごとに1人脱落していくスタイル。

いよいよ決勝戦へ、優勝者が決まる…!!

 

【ネタバレ】

 

よすぎて「ソーイング・ビー」ロス…。

後半に残れば残るほど、出場者たちの個性がわかり好きになってくるので、脱落が惜しかった。

 

アンジェリン…きれいな服を作るのが得意なきれいなお姉さん。

ルマーナ…デザインセンスがとても良い性格控えめなイスラム美人。

トレイシー…作業がとても速く、仲間の脱落に毎回涙する気のいいおばちゃん。

ジョイス…裁縫の技術がとても高く自信に満ちた気高いおばあちゃん。

ジェイド…いろんな技法にチャレンジする笑顔がかわいい18歳。

シャーロット…デザインセンスも裁縫技術も高く、仲間にとても優しい女性。

 

人生にこういう経験が一度は欲しいな。

自分の実力を競い合うという。

そういう場で自分の実力を発揮出来たら、その後の人生の自信になりそう。

って思ってるうちはだめなんやろうな。

自分から、そういう場に赴かないと。

人と競うチャンスは探せばいっぱいあるんやから。

自分が、「ソーイング・ビー」でいう出場者になるとなると、難しいな。

 

決勝は本当に互角だったんだろう。

審査員2人ともとても頭を悩ませていた。

 

EDで、出場者のその後が描かれているのが良かった。

ロンパースとか夫のボタンとか、出場者の過去の発言や行いをいじってるの笑った。

出場者に対しても愛ある番組だったな。

 

 

君の名は。

いなかに住む女子高生みつはと東京に住む男子高生タキはある日から一週間に2.3度入れ替わることに…。

なぜ入れ替わるのか、それはみつはの命と街に対する警告だった…!!

 

【ネタバレ】

 

映画館で見た時は、「思ってた新海誠映画と違う。」という印象で楽しめなかった。

内容を知ったうえで改めて見てみると、意味が分かってとても楽しかった。

 

冒頭のタキとみつはのモノローグは、映画後半の隕石が落ちた後の世界の2人のモノローグだった。

大人になって、お互いがお互いの存在を忘れてしまっているけど、でもなんとなくお互いを探しているときの心境。

 

み「朝、目が覚めるとなぜか泣いている。そういうことが…、時々ある。」

タ「見ていたはずの夢はいつも思い出せない。ただ…。」

み「ただ、何かが消えてしまったという感覚だけが、目覚めてからも長く、のこる。」

タ「ずっと何かを、誰かを…。探している。」

み「そういう気持ちにとりつかれたのは、たぶん、あの日から。」

タ「あの日、星が降った日。それはまるで…!!」

み「まるで、夢の景色のように、ただひたすらに。」

「「美しい眺めだった…!!」」

 

映画観た後OP映像観ると、割とネタバレしてたのがわかって面白かった。

音楽もとてもよかった。

 

タイムトラベルの遠距離恋愛は、新海誠作の「ほしのこえ」を、すごく時間がたって二人が再会するシーンは、「秒速5センチメートル」を思い出した。

 

みつはの方が3才ほど年上になるのかな。

結ばれればいいと思った。

ハッピーエンドっぽく終わって良かった。