映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

夏目友人帳4期 1~6話

あやかしが見える夏目貴志
あやかしのニャンコ先生とともに、
友人帳に名のあるあやかしに名前を返したり、
事件に巻き込まれたり、追いかけられたり、
クラスメイト達と和やかに過ごしたりする話。

【ネタバレ】

4話の、神社に男とあいびきしに来る
女の子を好きなあやかしの話と、
5話の、夏目が中学生の時に
少し友達になった女の子の話と、
6話の、夏目が小さくなりニャンコ先生
夏目に化けて過ごす話が好き。

これぞ「夏目友人帳」!!っていうのが、
4話のあやかしの話かなー。
切ない思いを抱えたあやかしの
力になってあげる夏目。
いちずな思いを抱えてるあやかしが
メインの話は、本当に好き。
結局その女の子と会うことさえできていない
っていうが切ないな。
まぁそこがメインじゃないけど。
良かったわ。

5話、夏目の過去話。
出てきた女の子最初ドジっ子キャラだったけど、
過去に入ったとたん、
なんかしっかりしてそうな感じだった。
いい子だったなー。
夏目も中学生だから多分、その時は、
呪いをかけたあやかしもさみしかったんだろう、
とか、相手のさらに奥の気持ちを
読み取る余裕はなかったんだろう。
今も精神状態で
女の子やあやかしと出会っていたら、
もっと良好な関係を気づけたと思う。
あの頃の夏目自体が、
くるものを拒んでいた様子。
女の子の優しさも、やんわり拒絶してたし。
以前過去話で、
夏目のことをいじめていた(からかっていた)
あやかしと再会した話があったけど、
今回は再会の落ちはない。
でも女の子は今の夏目の様子
(塔子さんと買い物袋を持って帰っていく姿)
を知れたので見てて暖かくなったな。

6話の夏目の代わりになるニャンコ先生は、
ただただ面白い。
夏目、やっぱり塔子さんたちに
気を使っているんだな。
夏目に扮するニャンコ先生に、
「塔子さんの話が終わってから食え、
おかわりは自分からするな。」ということと
言葉遣いについて注意していた。
5話の過去で、
「散髪代をほしいといえるわけがない。」
的なことをぼそっと言っていただけあって、
里親?との関係は、「あくまで居候」
みたいな立ち位置でいるんだろう。
塔子さんたちは、
家族だと思ってると思うけど。

やはり素敵なアニメでした。