映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

宇宙よりも遠い場所 1~7話

何事にも一歩を踏み出せない女子高生キマリは、南極に行くと豪語する同じ高校のシラセと出会う。

仲間も加わり3人は南極を目指すが女子高生がいけるわけもなく…、そんなときネットで南極観測隊に取材として女子高生の女優が同行するという記事を見つけ…!

 

【ネタばれ】

 

面白かった。

絵柄がかわいいのでほのぼの系の日常アニメかと思えば、南極観測隊のしっかりした青春物語だった。

 

南極に行く前にまず、一人一人の人物が丁寧に描かれている。

 

キマリ→何かをしたいけど何をしたいというわけでもなくいつも一歩が出ない

シラセ→やることは決まってるけどその分周りからバカにされていつも意地を張ってる

日向→人づきあいが苦手で集団でいると人の気持ちがわからなくなって一人でいる

結月→友達が欲しいけど仕事でできなくて全体的に物事を冷めた目で見る

 

女ならきっと誰かに共感するはず。

そしてそんな彼女たちにはもちろん長所もある

 

キマリ→一歩踏み出せれば自分に自信がつき好奇心旺盛になる

シラセ→夢がぶれずそのためなら周りに何を言われても気にしない

日向→人に迷惑をかけないよう空気を読んで行動するムードメーカー

結月→目の前にあるものを冷静に見て判断し、現実的でしっかり者

 

キマリたちが乗り込んだ南極観測隊の船の主な目的は、「南極大陸で放置されてる昭和基地の復旧」らしい。

7話の段階ではまだ南極に到着していない。

きっとこれから普段平平凡凡に生きてると知ることもない専門的な様子が見れるんだろうな。

楽しみ。