主演:オリビア・デヨング
駆け落ちして勘当された母を持つ15歳と13歳の姉弟は、田舎の母の両親のもとへ一週間ほど滞在する。
初めて会う祖父母は優しく2人を向かえてくれたがある日姉弟が床下でふざけてたら祖母が四つん這いで襲ってきて…!
【ネタバレ】
「シックスセンス」の監督が作るホラー/サスペンス映画。
ホラーといっても超常現象ではなくヒトコワ系です。
怖かった…。
割りと具体的にネタバレしていきます。
ドキュメンタリーをとっている姉のカメラとその手伝いの弟のカメラの目線で物語は進んでいく。
手ぶれがあったりテーブルにおいたままだったり、常に自分もその空気感にいる目線なので緊張感がやばかった。
場面転換でのひきや景色などももちろんほとんどない。
ひきはあるとしても姉弟目線の遠くの祖父母くらいかな。
夜中裸で壁をどんどんする祖母や、銃口を自分の口に当てる祖父など明らかに様子がおかしい祖父母に怯える姉弟。
姉弟は母に早く迎えに来るよう、自分のパソコンでリモートで助けを呼ぶ。
パソコンのカメラで祖父母をチラッと映すと、母は「あれはだれ?あれは私の両親じゃない」という。
祖父母の正体は精神病院から抜け出した狂人カップル。
偽祖母の実の息子を殺し、姉弟の本物の祖父母を殺し、本物の祖父母と知り合いの女性も殺した。
…怖かった。
少し違和感なのが、精神病患者なら自分をコントロールできないんじゃないかと思った。
この2人は抑えられてる時もあるから根っからのサイコパスで精神病とちょっと違う気がしたけどどうなんだろ。
ラストは姉弟とも助かってよかった。
これはこのみわかれるだろうけど、個人的にこの作品は後味悪くなくて本当によかった。
子どもたちが主人公だし。