映画・小説の感想棚

映画、小説、アニメなどの感想。作品によって文章量はまちまち。土日正午を中心とした不定期更新。

進撃の巨人 The Final Season 88~90話

世界をせん滅するため地ならし(幾千万もの大型巨人)を発動したエレンとそれを止めに行こうと向かうハンジたち一行。

しかし地ならしの速度は速く、マーレに上陸し次々と人々を踏みつぶしていくが、エレンは止まらない…!

 

【ネタばれ】

 

マジで地獄のアニメ…。

序盤から始まる地獄地獄地獄。

レベリオの男の子、ラムジーとハリルが大型巨人たちに踏みつけられて死ぬシーンは本当に心が痛い…。

底辺生活を抜け出そうと必死に生きていこうとしていた子どもたちだだから余計かわいそう…。

マジでエレンに殺意わく。

なんか本当に、この作品見てると、戦闘とか人の醜さとか色々考えさせられる。

各々穏やかに生きれないのか…。

みんな自分らの生活の範疇を超える欲を出すからこんなことになってるんじゃないのか…。

大人が欲まみればっかりだから、踏みつぶされたラムジーもそうだし、マーレの戦士アニたちやヒストリアも、子どもがまずかわいそうな目に合ってる。

ガビも洗脳教育されたらそりゃ間違った正義感持つわな…。

そういう意味ではエレンも犠牲者…、なのか…?

今回の踏みつぶしシーンで、レベリオに建てられていた、マーレの英雄(とされていた)ヘーロスの像も転がってた。

そこは漫画になかったので、一瞬のシーンだったけど像を発見した時はうれしかった。

 

それから、仲間がエレンのもとへたどり着けるよう、すぐそこまで来ている地ならしに向かっていくハンジ。

ハンジの死は本当につらい。

一番好きなキャラだから。

ただ…、『ハンジVS幾千万もの大型巨人』の戦闘シーン、バリかっこよかった…!

個人的に進撃の巨人史上一番かっこいい戦闘シーンだった。

カメラワークがとにかく動くから、三半規管弱い人は絶対酔う。

それくらい、臨場感あるんですよね!

この戦闘シーンの主役であるハンジにカメラが寄ったり引いたり、時にはめちゃくちゃ引いて背景込みで大型巨人がどれくらいでかくてたくさんいるか思い知らされる。

そのカメラワークの繰り返しでどんどんどんどん倒れていく大型巨人たち。

こんな化け物どもを倒しているのかハンジやばいクソかっこいい、とまぁ興奮が止まらいですよね。

それでなんか本当に、自分も立体機動装置でハンジと並走している感覚になる。

立体機動装置使ったことも触ったこともないけど。

スピード感とか、目線(画面)の揺れとか、すごい自分も一緒に動いているみたいになる。

ユニバでVRやってほしいわ。

この夏~秋くらいにまた期間限定で何かしら進撃コラボやるんじゃないかと勝手に浮かれてます。

絶対行く。

あとなんか、進撃の戦闘シーンっていうのはやっぱり人間VS巨人のほうがいいなとつくづく思いました。

後半から人間VS人間の戦闘シーンが増えてきて、シーン自体はめちゃくちゃかっこいいんですけど、みてるのしんどかった。

わーかっこいい!とはならんかったな。

 

ハンジが死んで、調査兵団の団長はアルミンになった。

アルミンたち一行はエレンのもとへ向かう。

途中アルミンたち一行の頭の中にエレンが話しかけてくる。

みんなエレンに地ならしをやめるよう説得するが止まらなくて、リヴァイも、

 

「今ならケツにけり入れるだけで勘弁してやる」

 

って言ってんだけど、いやいやそれでいいのかリヴァイ兵長よってなる。

すでにたくさんの人死んでるし、今さっきエレンの地ならしのせいで大切な仲間真っ黒こげになって死んだがな。

なんかこの辺リヴァイ含めてみんなエレンに甘くて、うわあああああって少しイライラした…。

まぁ、でも結局みんな自分らの島守るために、エレンだけじゃなくて、アルミンたちもマーレの民間人殺してたしな…。

あのメンツはエレンを責められないか…。

しんど…!

 

そしていよいよ『アルミンたち一行VSエレン』と最終決戦直前で次回秋放送!!

秋かーー、遠いーー。

でも最後もすごいかっこよかった。

それぞれ経験積んで戦闘力も強くなってるから、みんなヒーローって感じする。

エレンファンならつらい戦闘になるのかもしれないけど、私はエレン早く倒してほしい派なので、ガンガン戦ってほしい。

放送が楽しみ。