フリーライターの筆者は仕事で知り合った柳岡さんから、購入を検討している家の間取りがおかしいことを相談される。
間取りの図面をみて筆者も、疑問に思い、設計士の栗原さんに見せると、他にも様々な疑問点が出てきて…。
【ネタバレ】
表紙デザインとタイトルが強すぎる本。
数ヵ月くらい前からどの本屋にいっても平積みされていて、ネットでも有名になってた本。
今回読めてまんぞくだった。
続き気になりすぎて一気読みだったな。
序盤、筆者と、栗原さんの推理で、殺人代行の部屋なんじゃないか、と仮説を出す会話のテンポがよくて面白かった。
子供部屋の主の男の子、「呪怨」の白い男の子で脳内再生されてずっと怖かった。
いくら監禁されてても服はきてるやろうな。
基本面白いけど例の儀式が出きるまでの物語が長く、状況を整理しないといけないので、私の頭には難しかった。
儀式の左手供養が1年目は偽装できたことは理解した。
でも2年目の春に、息子が生まれてその1年後に…、って2年目以降はどうやったん?
他の死体を運良く探すことができたんかな。
最後、解決してほっとしたけどそうじゃなかった。
栗原さんが笑顔で話す推測で、え?ってなって、よいんが気持ち悪くてよかった。
もう栗原さんも実は子孫かなにかで関わってるんじゃないのって思えてくるとぞくぞくする。